技術系」カテゴリーアーカイブ

松下特許問題

一太郎販売停止で話題になっている松下電器産業の特許の問題ですが、僕の作っているAUTLA(あうとら)にもちょうど同じような機能を付けようと思っていたところだったので、特許侵害にあたらないか不安になり、松下電器産業に電話して聞いてみました。

電話に出た本社の方の説明だと、どうやら「ヘルプボタンを押したあとに印刷ボタンを押すことが問題(だと聞いている)」だそうです。だとすると報道の内容とはちょっと違っているようです。他のボタンだと問題ないのかどうかについては本社では説明できないと言うことでしたが、特許関連の窓口が住所しか教えてもらえず非常に悪い対応でした。郵送だとおそらくかなり時間がかかることが予測されるので困りました。印刷ボタンだけヘルプ表示を出さなければ問題ないのかもしれませんが、ヘルプとしてはそれでは不親切ですし、どうしたもんでしょう・・・。

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『一太郎 for Linux』とデスクトップLinuxの今

一太郎2004ベースの『一太郎 for Linux』と『ATOK for Linux』が発売されました。話のタネにと早速購入しました。律儀に一太郎(もちろんATOK付き)とATOK単体を1つずつ購入。ネットで注文したら早速翌日に到着しました。は、早い・・・。が、まだインストールしていません。

ノートPCに入っているTurboLinux10Dに一太郎を、自宅のGentooにATOK単体を入れる予定ですが、動作検証のためにまずGentooに一太郎というのもやってみようと思います。

そもそも一太郎は自作ソフト『AUTLA(あうとら)』の競合ソフト(?)なわけで、購入するのもいかがなものかと思うのですが、Linuxでのデスクトップ環境がどの程度実用的なのかという問題に対して常に気を配っていたいと思い、購入を決意しました。

自分用としてはもうほとんどLinuxだけで日常のことはやってしまえるのですが、エンドユーザが使うには現状のLinuxはまだちょっと難ありだと思っています。僕がシステム管理をやっているピースボートでも一年前から試験的にデスクトップPCにLinuxを導入しはじめましたが、100%問題なしとは言えません。一太郎自体はLinuxに必須ではありません(OOoもあることですし)が、こういうメジャーソフトが移植されることでデスクトップ分野での関心が高まれば、IM周りやFont管理なども今後改善されていくのではないかと期待しています。

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jahshaka

http://blender.jp/で紹介されていたjahshakaという動画編集ソフトをインストール。ebuildはマスクされているが問題ないようなのでマスクをはずしてインストール。
# vi /etc/portage/package.unmask
media-video/jahshaka
# ACCEPT_KEYWORDS=~x86 emerge jahshaka

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AUTLA(あうとら)1.3ベータテスト開始

AUTLA(あうとら)1.3ベータテストを開始しました。

Casbalの最初のバージョンを公開してから1年半が経ちました。本当はもっと早く進めるつもりだったのですが思った以上に時間がかかってしまいました。しかしこのベータテストで問題点を洗い流した後にはこれまでにない使いやすいソフトになると確信しています。

そして気の早いはなしですが、Casbalにつづく新しい実験もすでにはじめています。こちらもそのうちお披露目ができればと思っています。

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AUTLA(あうとら)ベータ版までにやること

AUTLA(あうとら)のベータテストはもうすぐ開始します。今やっている作業は以下のとおりです。
・スキン機能(アイコンカスタマイズ)
・新機能用のボタンアイコン
・ツールバー表示/非表示の変更が出来ない問題
・「小さいアイコン」にした時のボタン位置がおかしい問題
それからCasbalにつづく新しい実験プロジェクトも密かに開始しています。これはAUTLA(あうとら)に組み込むか別アプリにするかはまだわかりません。

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AUTLA(あうとら) for X11

最新スクリーンショットです。

一年前には「Kylix」という開発言語を使って「AUTLA(あうとら) for Linux」を作っていたのですが、Kylixの今後の見通しが微妙なのと環境依存の問題が多発する関係で一旦開発を中止していました。

今回のスクリーンショットは、Kylixと同じQtライブラリを使用しつも、Windows版AUTLA(あうとら)のソースは全く使用せずに一からC++で書き直している「AUTLA(あうとら) for X11」の現時点での姿です。

「for Linux」から「for X11」に変更になったのがミソで、Linux以外でもFreeBSDやMacOSX、Solaris(Windowsも!?)といったXとQtライブラリが使える環境であれば動作するようになる予定です。あくまで予定ですが。

開発状況はこちら

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AUTLA(あうとら)の近況

開発環境がやっと整理されたため、久しぶりにAUTLA(あうとら)のソースをいじりました。まもなく1.3のベータテストを開始します。現在ベータテスト用のページを作っている最中です。新機能用のドキュメントなども整理してからテストを開始したいと思います。

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OSC2004

OSC(オープンソースカンファレンス)に行って来ました。

コミュニティごとにテンションが違っててとまどうこともありましたが、オープンソースコミュニティの現状がどんなもんなのかとか、課題みたいなものはなんとなく漠然と見えてきました。ま、AUTLA(あうとら)はープンソースじゃないので出番はないわけですが、他ソフトの利用者として楽しく参加してきました。

カテゴリ: オープンソース 日付:

20040831メモ

現在の問題点やこれからやること
・特定のサーバ(たとえばautla.com)にftp接続した際にlsコマンドが動作しない。httpsに接続できない。
・Qtアプリ上でATOKが動作しない
・iconvのコンフリクトでPHPがインストールできない。
・音楽CDが鳴らない
・konquerorでsmb://が使えない
・xfceの文字化け
・konが表示されない
・USBメディアリーダーのマウント位置が固定できない
・beast、jmaxコンパイルエラー
・日本語pdfが化けることがある。
・CDR
・WACOMタブレットが正常に動作しない
・Kylixインストール

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三号機登場

※まとめてUPしているので上記日付は嘘です。前後関係だけ正しくなるように調整しています。

 まず電源を入れてみました。予想外に大きな音がします。同じショップの同じスペックのマシンをいくつも見てきたのですが、こんな音はしなかったように思います。オフィスと自宅の違いでしょうか? とりあえず、一番大きな音をだしているダクトのファン(CPUファンとケースの横穴をつなぐダクトについているもの)の電源ケーブルを抜きました。CPUファンはちゃんとしたものがついていますし、横穴もありますのでこの程度のCPUであれば問題ないでしょう(真似する人は自己責任でお願いします)。BIOSの温度表示も正常です。

 それでは早速セットアップを開始します。前にも書きましたが、三号機は日常メインで使う雑用マシンです。OSはLinuxと決めましたが、一応Windowsとデュアルブートにしておきます。なぜかというと弐号機で使っているWindowsソフトのいくつかはもともと初号機で使っていたものなので、できれば弐号機から取り除きたいのです。また、初号機にやらせていたCD-R書き込みは三号機に今後やらせたいと思っているのですが、WindowsのCDを焼くことも今後あるだろうと思われます。そういうわけでWindows2000をまず入れます。Linuxを先に入れると面倒なことになる可能性があるので、不親切なものから先に入れるようにします。WindowsXPじゃない理由は色々ありますが、ここでは省略します。40GB中15GBをNTFSでフォーマットしそこにWindows2000をインストールします。

 さて、Windowsは入りました(ここも省略)。まだサービスパックもDirectXもINFアップデートも入れていません。が、そんなのは今やらなくてもかまいません。なぜならこれから長い長いGentooのセットアップを始めるからです。Windowsのセットアップを完了させるのはおそらく2週間くらい先になるのではないかと思います。いや、もっと先かもしれません。では、Gentooのセットアップを開始します。手順は一番イージーなGRPでのインストールにします。CDは2004.1を準備しました。これに入っているのは2ヶ月ほど前のPortageなのでちょっと古めなのですが、一旦GRPでXまで一通り入れ終えてから一気にアップデートをかけます。手順を略記します。

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