ピロラオス断片

まだ、この本を読んでいます。

ソクラテス以前の哲学者 (講談社学術文庫)
廣川 洋一
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ヘラクレイトスからさらに時代をさかのぼり、この本に所収されている断片集を最初から読んでみることにしました。そして行き当ったのがピロラオス。これは面白い。簡単に言うならば「お前の言ってることわけわかんねー、でもオモシロイね」という感じです。

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ヘラクレイトス断片

ひきつづきこの本を読んでいます。

ソクラテス以前の哲学者 (講談社学術文庫)
廣川 洋一
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この本を読みはじめた当初、ソクラテス以前のキーパーソンはヘラクレイトス、パルメニデス、プロタゴラスの3人である、とヤマを張りました。そこでまずパルメニデスの断片を読んだのが前回のエントリーです。パルメニデスには興味が湧いたので、しばらくはパルメニデスを追っかけていきたいと思っているのですが、そうなると必然的にプラトン以降に突入することになるため、その前に「ソクラテス以前の哲学者 (講談社学術文庫)」から、パルメニデス以外の哲学者についても断片を読んでおこうと思います。

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パルメニデス 断片

はじめに

前回にひきつづき、ソクラテス以前の哲学者 (講談社学術文庫)を読んでいます。

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今回は解説部分ではなく、後半に所収されているパルメニデスの著作の断片を読んでみました。この断片、まとまっているとは言え、文庫本でわずか12ページ。現存するテキストがこれだけというのも非常に残念なことではありますが、完全に失なわれてしまったソフィストたちの著作群に比べればまだマシと思うしかありません。

で、この断片ですが、ぶつぶつ切れていはいるのですが、完成状態では序詞、第一部、第二部に分かれているのではなかろうか、と言われているそうなので、それぞれ分けて読んでみます。

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『ソクラテス以前の哲学者』

さて早速始めるか! と思ったのですが最初につまずきました。どこから始めるか、という問題です。

当初は、ソクラテスからスタートしよう、と思っていました。古代の哲学で足踏みしていてはなかなか前には進まないだろうというわけです。しかし、まず「ソクラテスには著作がない」という誰でも知っている事実にぶちあたりました。そうです。ソクラテスの哲学に触れるにはプラトンの著作にあたるしかありません。もちろんプラトンにはプラトンの哲学があるわけで、そうなるとプラトンの哲学とソクラテスの哲学の両方をプラトンの著作から読み解くということになります。

そこで疑問がわいてきます。プラトン経由のソクラテスははたしてどのくらいソクラテスなんだろうか、と。と同時にプラトンの著作の中では悪役になっているソフィストというのはどのくらい脚色されているんだろう、と。

どうやらソフィストは狭義の哲学者にはカテゴライズされていないらしいのですが、ソクラテスと問答をやるくらいだから何らかの哲学的思考は持っていたはずです。そもそもそれ以前にも哲学があったことはなんとなく知っています。ソフィスト以前にもソフィスト以後にも哲学があって、なぜソフィストは哲学じゃなくてソクラテスが哲学の祖なのか。そう考えるとソクラテスからスタートするのはどうにも気持ち悪い。どうやらソクラテス以前についても見ておかなければならないようです。

ところが、ソクラテス以前の哲学の著作のほとんどは、現在ではほとんど残っておらず、すでに失われているのです。もちろんそれは「第二次大戦で失なわれた」などというレベルのものではなく、キリスト誕生よりもはるか昔に失われているものですからいつか出てくるという類のものでもありません。そういうわけで、原著が基本、とも言ってられないのでまずは参考文献に頼ります。

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哲学を読む、とりあえずの指針

(この記事は以前はてなダイアリーで書いていたIT系エンジニアの俺が哲学を読んでみるブログに向けた序文です。現在はこのブログ「もっと!!」の長期シリーズとして継続しています。適宜読み替えてください。2013/07/16)

このブログをはじめるにあたって、読む順序をどうやって決めたらいいかに迷いました。書店で哲学史の本をいくつか立ち読みしている中から「図説・標準 哲学史」をガイドとすることにしました。哲学史本としてこの本がどのような評価なのかはわかりませんし、解説内容が適当なのかどうかもわかりませんが、電車の中で「つぎはどの本にしようかな」と広げられる程度の軽めの本ということでこれにしました。

図説・標準 哲学史
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貫 成人
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この本では53人の哲学者+18主義の合計71項目が紹介されています。これを真面目に追って行くとすれば50~100冊は読むことになるでしょう。原著でこれだけの量を読むのはかなり大変なので、当面の目標はベルクソンまでで30冊、としておきます。

哲学を読む、はじめに

(この記事は以前はてなダイアリーで書いていたIT系エンジニアの俺が哲学を読んでみるブログに向けた序文です。現在はこのブログ「もっと!!」の長期シリーズとして継続しています。適宜読み替えてください。2013/07/16)

このブログはIT系エンジニア(SE兼プログラマ)である俺が哲学を読んだ記録をつづるブログです。

俺自身はこれまでの人生の中で哲学書はいくつかは読んでいますが、専門家でもなければ特別詳しいという人間でもありません。趣旨としては、「まあどうせ読むならなんか感想とか残しておこうか」程度のものですが、やはり書くことを前提に読むというのはやはり読み方が変わるのでしっかり読まねば、という気概でおります。主には原典(の翻訳)を読み、思ったことを綴っていきます。副読本として解説書も参照することになるでしょうが、あくまで原典とその翻訳を軸としたいと思います。自分なりのまとめ的なものも書いていきたいのですが、これは下手をするとネット上にゴミを撒き散らすことになる可能性もあります。あくまで俺なりのしかもその時点での理解のレベルでのまとめですのでご了承ください。

さて、このブログにルールを作っておきましょう。

このブログを読む人が一体どのような人なのかはさっぱりわかりませんが、一応「IT系エンジニアが」と銘打っているブログですのでIT系用語は使っていいでしょう、ということにさせていただきます。よって言語学の話がプログラミング言語論に繋ったりとか、アリストテレスとヘーゲルはどっちがJavaが得意だろうかとか、そういう話になるかもしれませんし、ならないかもしれません。

話題は今のところ西洋哲学に限定し、古代ギリシア哲学から時代順にを追って行く予定です。どこまでが哲学なのか(社会学や心理学などとの境界とか)という問題が時代がすすむにつれ浮上してきますが、その辺は俺の基準で適宜判断します。ただ、右だの左だのという昨今のネット上の議論にもなっていない罵倒合戦には嫌気がさしていますので、できるだけ現代の政治思想には直接むずびつかないよなものをピックアップしていきたいと考えています。近代以降はそうも言ってられないでしょうが。

読んだ書籍には可能なかぎりAmazonへのリンクをつけていきます。一応アフィリエイトになってますが、アフィリエイト目的のサイトではないのでURLコピペでアフィリエイトを切って飛んでもらっても結構です。ただ、書籍代の足しにでもなれば、という思いもありますので「どうせ買うなら協力しよう」という奇特な方がいらっしゃいましたらそのまま踏んでいただけるとありがたいです。

コメントに関しては開放しておきますので、誤読のご指摘や推薦本のご紹介などご自由にお書きください。本題と関係ないお話はご遠慮ください。

あとテキストだけでは寂しいのでところどころ写真や絵などが貼られることがあるかと思います。本文と関係ないものもありますので適当にスルーしてください。

では、よろしくお願い致します。

K-7を担いでヤビツ峠をチャリで登る、の巻

いつものごとくタイムラグ。

Exif情報によると10/10のことですが、初めてヤビツ峠に行きました。

高揚の前
2009/10/10 ヤビツ峠
| PENTAX K-7 | TAMRON 28-75mm/F2.8 (A09) |

SIDE-B入れる人はこちらもどうぞ。

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K-7を担いで定峰峠をチャリで登る、の巻

※2019注:下書きのまま放置されていましたので、本文なしで公開します。
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紅葉の写真とか

久しぶりの更新です。

書きたいネタはいくつもあったのですが、時間が経って旬じゃなくなったので、せめて11月の話題ということで、紅葉の写真を何枚かアップします。すべてクリックで拡大します。

奥多摩湖畔
2009/11/21 東京都西多摩郡奥多摩町
| Ricoh GX200 | Exifあり |

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K-7を担いで金峰山をチャリで登る、の巻

9月初旬、今となっては昔のことですが

ひさびさにK-7担いでヒルクラしてきました。

金峰山
2009/09/20 熊本市
PENTAX K-7 | TAMRON 28-75mm/F2.8 (A09) | トリミング&レタッチ |
右上のうっすらとした山は、海の向こうの雲仙

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