ガンダムで英語

この本はすごい!

「ガンダムで英語を身につける本―あの名セリフは英語だとこうなる!」


これはよくある「名作映画の台詞で英語を学ぶ」系の本とは一線を画しています。何しろ日本語として独特のガンダム台詞の英語訳を解説しているだけでなく、それを応用した実用的な会話集としても利用できるのです。

たとえば旅行英会話集では、「地球連邦軍の搭乗手続きカウンターはどこですか?」とか「へいタクシー!オデッサ作戦の前線基地まで行ってくれ!」のような、海外旅行で良くあるシチュエーションが例示されています。前線基地にタクシーで行かなければならないような緊急事態では「『前線基地』って英語でどういうんだっけ?」ととっさの一言が出てこなくて戸惑うこともあるでしょうから、あらかじめこういう例題で練習しておいた方がいいでしょう。

また、どくとくの言い回しをつかった感情表現のコーナーでは「アムロのいじけ、ひねくれ、あきらめ表現」とか「カイのざっくばらんな言い回し」、「ザビ家の傲慢無礼な表現」など、その場に応じた適切な表現方法が掲載されています。現代社会では、会社では嫌な上司、飲み友達にはニヒリスト、家庭ではいらない人、のように一人何役もこなさなければ円満な人間関係を維持できないケースも多々あります。それを英語で表現できてこそ生きた会話と呼べるのではないでしょうか。

それから、「優男(やさおとこ)」や「検察官」、「とんがり帽子」、「スカート付き」などの日常単語については、別枠できちんと抑えてありますから安心です。

「こんな本のどこがすごいんだよ!」って?

Some people understand that, other’s don’t. (それを分かる奴と分からん奴がいるのだよ)

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