PENTAX MX-1はRICOH GX200の後継たりうるか

まずは室内で高感度(ISO800)撮影のテストをしてみます。

シャッタースピードが1/10になってしまったため多少手ぶれしていますがご了承ください。

PENTAX MX-1 | ISO800 | AWB

一部を切り出してみます(クリックすると等倍表示されます)。

PENTAX MX-1 | JPEG | (クリックで等倍)

↑ MX-1のISO800の拡大です。1/1.7センサーのISO800としては十分ではないでしょうか。色ノイズはほとんどなく、輝度ノイズも少なめです。高感度に強いという評判の PENTAX Q のノイズ処理と同じような傾向だと思います。

RICOH GX200 | JPEG | (クリックで等倍)

↑ こちらがGX200のJPEG。これでもノイズリダクションがかかっています。さすがに5年前ということで同センサーサイズ/同解像度だと比較になりませんね。

RICOH GX200 | RawTherapee現像 | (クリックで等倍)

↑ 試しにGX200のRAWを現像し、PC上でノイズ除去までやってみました。使用ソフトはフリーのRawTherapee4.0です。MX-1のJPEGにはかないませんが良いセン行ってるのではないでしょうか。つまりGX200もRAW現像で使えばまだまだ行けると。

PENTAX MX-1 | RawTherapee現像 | (クリックで等倍)

↑ こちらはMX-1のRAW現像です。MX-1はボディ内での処理がかなり良いのか時前でRAW現像してもJPEG取って出しとあまり変わりませんでした。

RAW現像してみてわかったのは、MX-1でも実はRAWで出しただけの状態だとそこそこノイズがある、ということです。ただしそのノイズのつぶはGX200より細かく色ノイズは少なめです。なのでポスト処理でNRしなくてもMX-1の方がノイズの少ない絵が出てきていると言えます。また、GX200ではRAWからPC上で追い込むとJPEG出しノイズはかなり消せます。これはつまり「ボディ内のNRの性能が低い」と言い換えることができます。逆にMX-1はボディ内のNRの性能が高いわけです。これはやはりソフトウェア処理もこの5年でかなり向上している、ということですね。この両者の相乗効果で、MX-1では2段~2.5段ほど高感度性能の向上が実現しているのだと思います。ただしRAW現像派であれば1~1.5段の改善です。

この高感度性能だけをしてもGX200からMX-1に乗り換えるのは十分ありだと思えるのではないでしょうか。

では、ここまで高感度に強いのであれば、と調子に乗って試しに PENTAX K-5 と比較してみます。

PENTAX K-5 | JPEG | (クリックで等倍)

↑ こちらはK-5のJPEG取って出しです。MX-1の高感度性能がいくら高いとはいえ、さすがにAPS-C最強クラスのK-5とは比較になりません。

…というわけで高感度ノイズの比較をやってみて、GX200よりは2歩先を行っていると実感しましたが、いかがでしょうか。

ただし一点気になるのは、MX-1のシャープネスがかなりキツいということです。上の比較でもRawTherapee現像が多少眠いように見えると思いますが、これはむしろMX-1のシャープネスが強いことが理由です。ここまで強調するのは個人的には好みではありません。この辺の絵作りからMX-1を高級コンパクトではなく中級コンパクトだと感じてしまいます。GRのズーム版ではなく、Optioの上位版といった感じです。価格もその辺なので仕方ないですね。

では、外に持ち出して撮影してみます。

1 thought on “PENTAX MX-1はRICOH GX200の後継たりうるか

  1. ピンバック: PENTAX K-S2 を使ってみた - もっと!!

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