近況20090728

たまにはチャリと写真以外の近況を。

●健康診断
先日健康診断に行った。血液検査とかレントゲンとかの結果はまだだけど、その場でわかる範囲の数値でいうと、いつもネックとなっている「肥満度」と「血圧」（もちろんどちらも低すぎて悪い）が改善されている。体重が5kg（！）も増え、血圧は20（！）も上がっている。普通は一年で体重が5kgも増えたらメタボ信号だし、血圧が20も上ったら危険なんだろうけど、どちらもこれでやっと正常値（それでも低い）。今年は初のオールAが来るかもしれない。ちなみに体重が増えたのはもちろんチャリで運動量が増えたからだが、実は2～3kgしか増えていない。昨年の健康診断がちょうど船から下りたばかりの時期だったため通常の体重より低かったのだ。血圧上昇もやはり運動量が増えたのが原因だろう。高血圧の人は運動すると血圧が下るのに低血圧の人は上るんだね。やはり運動は体調を良くするんだろう。

ところで、健康診断というのは実際は不健康診断だと思うんだけど、どうだろう？ 「健康」と「不健康」は反対語じゃないと思う。健康っていうのは病気じゃないってことで、不健康っていうのは生活態度の話。だから「健康だけど不健康」ってのは成立するよね？

●高千穂遙
高千穂遙の「ヒルクライマー」を読んだ。高千穂遙と言えばSF作家のはずだが、最近は自転車関係のエッセイとかノウハウ本とかでばかり見かける。それが俺のせいかあっちのせいかは不明。で、日本初の自転車小説（ほんとか？）というふれこみの小説だけど、いつも走ってる所の（このブログにも出てくる）地名がけっこう出てきて面白い。だけどこれはローディ専用本じゃないか？ チャリに興味ない人が普通に読んで面白いのだろうか。だれか読んでみて感想をきかせてください。

●ツール・ド・フランス
スポーツ観戦の趣味はないのだが、話のタネにと海外のネット中継でところどころ見てた。マラソン、F1よりは面白いけど釘付けになるほどのものでもないかな、と思った。やはりチャリは見るものではなく乗るものだ。

とはいえ結構楽しんだ。何と言っても今年は日本人がなぜか2人（新城、別府）も出場してる。ヨーロッパの伝統スポーツということでアメリカ人でさえアウェイ感がただよう中に、ましてや日本人である。ヨーロッパでの日本の認知度は今でもかなり低いということを考えるとこれは奇跡的だ。しかも最終ステージ、パリのど真ん中で猛烈にアタックを駆ける別府。小粋なパリジャンの歓声もネット越しに聞こえてくるし、英語解説のレポーターの声も裏返る。そうだ、順位でもタイムでもない、レースはこうやって楽しむものなんだ。あの瞬間だけトップグループのアスタナやコロンビアよりも最下位のスキルシマノが輝いていた。それでいいんだ。明日から日本ではmiyataの自転車がバカ売れするぞ！（いやまったく影響なさそうだけど）シマノは全品2割引セールだ！（やってる気配なし）

別府敢闘賞乙。そして新城日本人初完走乙。

●スクリプト
最近ブログに写真を加工したりHTML書いたりするときのルーチンがめんどくさくなって「これ自動化できるんじゃね？」ということで、Pythonでスクリプトを書いてみたらあっさりできた。載せる写真を一つのフォルダにいれてからこのスクリプトを実行すると自動的に写真の縦横回転をやって縮小画像と拡大画像を圧縮保存。そしてHTMLを生成。それらをアップすればできあがり（本文と写真タイトルなどはもちろん自分で書くよ）。

ついでにJPEG内のExif情報に入っているカメラやレンズの情報も自動的に書かれるようにしようとしたけど、使おうと思ったExif読み書きライブラリがPENTAXのMakerNodeに非対応だった。ならば基本部分だけでも読んでくれればいいのに例外を返す親切設計。クイックハックをこころみたが意外にめんどくさいので後日リトライ。ついでに各種OSS画像ライブラリのPENTAX対応度チェックと修正パッチでも書こうかなーとか考えてみる（まだやってないけどこちらにまとめる可能性あり）。ああまた休日やることが増えてしまった。こうやって時間はいつまでも足りない状態がつづく。

●戦場のヴァルキュリア
ちょこちょことやってる最中のゲーム。あまりゲーマーじゃないのでゲームにかける時間が少ないんだけど、シミュレーションゲームは好きだ。しかもファミコン時代の「SDガンダムカプセル戦記」を史上最高のTVゲームだと思っている身からすれば、アクション要素ありのシミュレーションというのがツボだ。

戦争物なので「敵を撃ち殺すゲーム」なんだと言ってしまうと身も蓋もないんだけど、撃ち殺す快感をあじわう類のシューティングゲームでもなければ、戦争なのになぜか人の死が見えない嘘くさいファンタジーゲームでもない。「ああ、戦争って人殺すのね」という痛みのある表現と、ゲームとは言え一度死んだ人（キャラクター）は生きかえらないという設定は一応考えて作ってあるんだろうなぁと感じた。ゲームバランスも良い。ゲームの合間合間に挿入される物語（というか物語の合間にゲームがある感じ）は多少冗長な感じもするけどこれが受けるんだろうな。あ、これサクラ対戦のスタッフが作ってるのか。どうりで。

なかなか進まないけど、とりあえず放映中のアニメに追いつかれてネタバレされないくらいには進めよう。