前略、小川町より

ブログでの報告が遅くなりましたが、ちょうど一ヶ月前に引越しました。
長らく過ごした新宿区を離れ、埼玉県の小川町に住んでいます。
↓ここです
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小川町は都心からは75kmほど。直線距離では日本海側まで3分の1ほど内陸に入ったところです。窓の外には秩父の山々が見えます。新宿よりも赤城山や榛名山の方が近いです。ここから毎日高田馬場に電車通勤しています。自転車でも通えますが3時間くらいかかるので電車で通っています。


引っ越した理由はいろいろあります。これまで住んでいたマンションの管理会社がダメダメで一日も早く出たかったとか、広いところに住みたかったとか、ひょうたんの面倒を見るのに畑に近い方がいいとか、自転車で登れる山が近くにある場所に住みたかった、とか。ただ、実際のところは「気分を変えたい」というのが一番大きい理由です。
怒涛の2011年から引きつづく気持ちの不快感はとどまることがなく、都会の喧騒もわずらわしく、20年近く住んでいるおかげでもはや故郷熊本よりも土地勘ができてしまった西武新宿線沿線の空気にも飽き、すべてが手癖足癖になっている状態で日々過ごすことに行き詰まりを感じるようになりました。そこで思い切って、通勤1時間半の田舎に引っ越すことにしました。
元々ここ3年ほどは週末に自転車で来ていた場所ですし、昨年末からはひょうたん畑も始めていたのでそこそこ土地勘はあり、それほど生活に不自由することはありません。しかし遊びに来るのと住むのではだいぶ違うのも事実です。特にまともな電気屋や本屋がないこと、ゴミの収集回数が少ないこと、終電が早いことなど。新宿徒歩圏内の旧居と比較すると不便な点が多いのは事実ですが、そういったことの一つ一つがすべて新鮮で、脳のマッサージというか、垢を落とすというか、そういうリフレッシュにはなっているのを実感します。
8年ぶりの引越しということで荷物の整理は大変でした。だいぶいろんなものを捨てたのですが、それでも物が多いので引越し業者にもずいぶん手間を取らせてしまいました。そして引越し荷物の整理は1ヶ月たった今でも完了していません(笑) 収納の設置は大物の片付けが終わって、この3連休は細かい荷物を分けたりしていたのですが、やはりお約束で古いCDやノート、写真などが出てきて見入ったりしました。これも引越しの醍醐味ということである意味癒しになりました。今日ようやく台所を使えるようにしたのでこれからやっと生活っぽくなっていくでしょう。
通勤はこの1ヶ月やってみた感じでは「慣れれば大したことはない」と思いました。何しろ池袋-小川町をむすぶ東武東上線の始発駅から終点までを行き来するわけで、ほぼ乗ったら座れます。あとは1時間本を読んでいればいつのまにか到着です。行き用の本と帰り用の本は一応ジャンルを分けているので鞄には常に2冊の本が入っています。通勤が長いおかげで「読書の時間を確保できる」というのはかなり大きいメリットです。未読本はダンボール2箱分あったので、これからこれを片っぱしから読んでいく予定です。
このブログは今後「小川町の観光案内ブログ」になるかもしれません(笑)
偶然近くにお越しの方は、ぜひお声掛けください。

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