MODxを使ってみた-その1

今度仕事でMODxを使うことになるかもしれないので、個人的にも使ってみようと思い、最近はMODxのことをちょこちょこ調べていました。というわけで今後このブログにもMODx関係の話題を書き込むことにします。そして、CMSカテゴリ作りました。

MODxとはオープンソースのCMSの一つです。CMSとは?については割愛します。

で、MODxを選んだ(というか選ぶことになりそうな)理由ですが、既存のHTMLベースのサイトの改訂で、かつ今後もデザイナー主導になるであろうWEB制作環境に導入するCMSとしては一番合っていそうだから、です。CMSというとXOOPSやJoomla!のような全部入りCMSかMovableTypeとかWordPressのようなブログエンジンが主流ですが、前者はコンテンツの管理は協力ですがコミュニティ指向であったりとかデザインが面倒とか、CMSが主でデザインが従という関係なのでデザイナーが嫌がるという問題がありますし、後者だとそもそも既存のサイトの構成を実現するのは困難です。

そこで他のCMSも調べてみよう、と候補に上がったのがGeeklogとMODx。GeeklogはOSC2007-Fallのセッションで「すごく簡単ですごくいい!」と言ってたらしいので「そりゃどんなもんか調べてみよう」というわりと適当な理由で、MODxは「テンプレートが作りやすい」という情報をどこかで聞いたことがあったのでそれなら合うかもしれないという理由で候補に上げました。

ところがGeeklogはあえなく撃沈。というのもGeeklogは求めていた方向性としては全く逆なのでした。XOOPSやJoomla!が真ん中あたりだとして、目指す方向がもっと右側だとしたら、Geeklogはかなり左の方なのです。その一寸先はもうStrutsとかRoR、みたいなプログラマ指向のCMSだと感じました。プログラマの僕からしたらサクサクつくれて楽しそうですが、デザイナには苦痛でしょう。バージョンアップの度にほぼインストールし直し、とか、マイナーバージョン間ですらテンプレートの互換性がありませんとか、そういうのはちょっと今回の案件には全く向いてないとしか言えません。

というわけでMODxのドキュメントとかいろいろ読んでいたのですが、これがなかなかどうして良さそうではありませんか。CMSの機能は最小限、デザインの自由度は最大限、という感じで今回の案件にはピッタリはまりそうです。

というわけなのですが、個人的には「これはどうなの?」って仕様もかなり多いです。それに関してはまた今度。

カテゴリ: Web技術 日付:

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