タグ別アーカイブ: パルメニデス

『パルメニデス』 プラトン

はじめに

プラトン全集〈4〉パルメニデス ピレボス
プラトン
岩波書店
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プラトン中期のそれも後の方に書かれた著作です。なので、登場するソクラテスはすでにソクラテスではなく、プラトンのイデア論を語るために用意された架空のキャラクターです。また、パルメニデスやゼノンとの対話形式になっていますがそれらの会話もすべてフィクションであると考えるべきでしょう。

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パルメニデス 断片

はじめに

前回にひきつづき、ソクラテス以前の哲学者 (講談社学術文庫)を読んでいます。

ソクラテス以前の哲学者 (講談社学術文庫)
廣川 洋一
講談社
売り上げランキング: 102520

今回は解説部分ではなく、後半に所収されているパルメニデスの著作の断片を読んでみました。この断片、まとまっているとは言え、文庫本でわずか12ページ。現存するテキストがこれだけというのも非常に残念なことではありますが、完全に失なわれてしまったソフィストたちの著作群に比べればまだマシと思うしかありません。

で、この断片ですが、ぶつぶつ切れていはいるのですが、完成状態では序詞、第一部、第二部に分かれているのではなかろうか、と言われているそうなので、それぞれ分けて読んでみます。

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