音楽的なもの」カテゴリーアーカイブ

ノルウェーで買ったCD-その3

ノルウェーCD3

『acoustic accident q.s.』 / jan martin smordal
AIM Records / AIMCD 109 / 2004
http://www.aimmusic.no/(英語)
※ジャケットにはhttp://www.aimmrecords.no/と書いてあるがそんなドメインはみつからない。

ニルス・ペッターの『Recoloured』を彷彿とさせるジャケットデザインがナイス。CDのレーベル面までこのデザインで統一されている。jan martin smordalのギター以外にフルート、サックス、クラリネット、トロンボーン、トランペット、チューバ、チェロ、ピアノ、ベース、ドラムの15人編成。このアルバムの特徴は、前に紹介した2枚のアルバムが「好きじゃない人でも聴き流せる音楽」であるのに対し、「好きな人じゃないととても聴けない音楽」であるという点。かなり実験的で、楽器編成がそれっぽいことを除けばJAZZであるかどうかも非常にあやしい。ゆったりした不協和音が奏でる不思議なメロディー。うるさくはないので寝るときに聴いてる。

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ノルウェーで買ったCD-その2

ベルゲンで購入したCDのつづき。

ノルウェーCD2

『In This House』/SubtnicAIM records / AIMCD 106 / 2004
http://www.subtonic.org/ (ノルウェー語/英語)
http://www.aimmusic.no/ (英語)

写真はジャケットではなく裏面です。ジャケットはオレンジ色。

女性ボーカルにギター、トランペット、ベース、ドラムのアコースティックバンド。ポップで耳障りがよくとても聴きやすいです。逆に言うと、これといった特徴はないと思いました。BGMにはいいかな。ボーカルはまあまあいいんですがちょっと弱いです。ギター伴奏で女性ボーカルというとタック&パティあたりを思い出したんですが、似ては・・・ないか。これが1stアルバムらしいので、今後に期待でしょうか。アマゾンでも見つかりました。

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ノルウェーで買ったCD-その1

ベルゲンの2日目、「よく考えたらここはノルウェーじゃないか! ノルウェーといえば北欧ジャズのメッカ。もしかしていい音源あるかも!」と思いCD屋を探したら街の規模のわりには大きめのショップが見つかりました。しかも全曲試聴可。JAZZコーナーにはちゃんとノルウェーJAZZの棚が!! というわけでECMとかJazzlandのような日本で入手しやすそうなレーベルを避け、見たことないレーベルのCDをジャケットで選んで試聴。2時間かけて20枚くらい試聴し、最終的に4枚購入しました。

最初に買ったのはこれ。

ノルウェーCD1
“ノルウェーCD1
ノルウェーCD1裏
ノルウェーCD1裏

SKOMSORK
Park Grammofon / PGCD 101

リーダのSkomsvoll(わりと有名らしい)がキーボード/ピアノ、他にサックス、ギター、ベース、ドラム/サンプルの5人編成で、曲によってはゲストでストリングスが入っている。いわゆる北欧ジャズの王道からははずれているのかな。アルバム全体で曲調は統一されていないが雰囲気はやや暗めのいい感じ。ミニマルなフレーズにサックスかギターのソロが入るという展開のもの(多分これがウリ)と、普通のジャズ(?)っぽいものがある。パットメセニー風の緩やかなのとか。ギター以外は基本的にアコースティックで、サンプラーも使用しているけどこれはかなり限られた曲だけ。打ち込みはたぶんやってない。演奏は高度ではないがむちゃくちゃ上手いと思う。このCDははっきり言って当たりだと思う。試聴しまくった甲斐があった。

ちょっと調べた感じでは残念ながらアマゾンなどでは入手できないっぽい。

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