アニメが面白くない夜は読書が進む

今季は見るべき深夜アニメが全くないので、夜はたいてい本を読んでます。

そしてこの3日間でなんと15冊もの本を買ってしまいました。

ユリイカ―詩と批評 (第34巻第15号)


「ベンヤミン」 (KAWADE道の手帖)

ちょっと前になんかの本を読んでいたらベンヤミンのことが書かれていて、そこに書かれていることを総合すると、なんというのか「戦前のドイツでドゥルーズみたいなこと言ってる!」って感じがして、面白そうだからベンヤミンの著作を読みたいと思っていました。そこでまず入門というかどの著作を読んだらいいのかを大雑把に把握しようと思い上の2冊を購入。そこで大体の著作の紹介を読んで興味があるものを中心に以下を購入。


ベンヤミン「歴史哲学テーゼ」精読 (岩波現代文庫)


「図説 写真小史」 (ちくま学芸文庫)


「暴力批判論」


「ボードレール」

「ボードレール」は「複製技術時代の芸術作品」を読みたいという理由だけで購入したものの「歴史哲学テーゼ」が収録されていて「精読」と重複してる上、その後「複製技術時代の芸術作品」にも「精読」が出てることを知り、「精読」2冊で十分だった、とちょっと後悔。まぁカフカ論も読めるからいいか。ちなみに「写真小史」は読み終わりましたがそれ以外はまだこれからです。

クレーの旅クレーの旅

もともとクレーは好きで、これまでも美術展を見に行ったりしていたんですが、ベンヤミンの中にも登場するので下記「植田~」を買うときにたまたま横で見かけたこの本を購入。クレー全般というよりはチュニジア旅行がクレーに与えた影響の部分に焦点を絞って書かれている本。僕自身マルセイユにもチュニジアに行ったことがあるのでかなり面白く読めた。作品もカラーでたくさん載っているので図録としても良い。

「植田正治の世界」 (コロナ・ブックス 136)

最初は写真経由でなく美術経由で植田正治のことを知った。アンリ・ルソーの影響を受けた写真家ということで。それから写真集とか伝記的な書籍を見る度に買うようになった。上のクレー本と同じ平凡社のシリーズなんですが、このシリーズはサイズも構成もいいと思った。


「差異と反復 上」(河出文庫 ト 6-7)


「差異と反復 下」(河出文庫 ト 6-8)

ドゥルーズ本は最近つぎつぎ文庫化されて読むのが追いつかない。80年代後半から90年代前半にはドゥルーズはかなり注目されていたけど、その後名前聞かなくなったな~、と思ってたころに出版ラッシュ。学生時代に文庫で出ていればもっと読めたのに・・・。ハードカバーを持っていても文庫版も買ってしまいます。持ち歩けるので。


「右翼と左翼はどうちがう?」 (14歳の世渡り術)

14歳が読むことを想定した本。こうやって右翼と左翼の思想を噛み砕いてみると、右翼思想ってのはなんてわかりやすいんだ、と思う。たぶんこの本を読めば14歳でも右翼の思想がおおまかには理解できると思う。でも左翼思想はこれではよく分からないだろう。著者はかなり丁寧にわかりやすく書いているけれどもそれでも(だからこそ?)左翼の説明はわかりにくい。インタビューも右翼の人たちのほうが14歳向けにうまく説明できてる。でもそれは著者やインタビューに登場する人の問題ではなくて、多分思想の問題だと思う。本質的に右翼思想の方が左翼思想よりシンプルでわかりやすいものなのだ。左翼思想は専門用語を使わないと説明できないことが多いし、弁証法を繰り返し考え抜いた結果初めて理解できる部分もある。だから最近は政治に感心を持つと右から入る人が多いのかな~、と思ったり。ちなみにこの本は14歳じゃなくても大人が読んでも面白いと思います。


「現代思想の遭難者たち 増補版」

漫画で解説する現代思想や哲学の本というのはこれまでにもいくつもの試みがあったと思うけど、この本のユニークなところは漫画家が直接解説しているという点。この手の本は普通は文と絵が別の人になっていることが多い。っていうかいしいひさいちスゲー。


「アナーキズム―名著でたどる日本思想入門」(ちくま新書)

学生時代からこの人が嫌いでした。しかし最近の入門書的なものは結構題材もいいしニュートラルだし読みやすいと思います。丸くなったのかな? ちなみにまだ途中までしか読んでません。


ネット右翼とサブカル民主主義ネット右翼とサブカル民主主義

僕はネット右翼は右翼じゃないと思っているので、ネット右翼の台頭を「右傾化」と表現する言説に対しては、それはちょっと違うんじゃないか、というスタンスです。この本でネット右翼についてどう書かれているのかはまだ読んでないのでわかりませんが、主題としてちょっと面白そうなので買ってみました。



メディアは存在しないメディアは存在しない

過激なタイトルですが、メディアについてどう考えるかは今一番重要なテーマではないかと思います。まだ読んでないんでこの本について言えることはありませんが、ベンヤミンの晩年もメディア論と言えばメディア論なので、それと併せて読んでみたいと思います。

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