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50万パケットってどのくらい?

本日FOMAカードが届きました。

あたらしもの嫌いで、未だに公衆無線LANすら使ったことがないのですが、VAIO TZにWWANが内蔵されているということなので契約してしまいました。ちなみに携帯もFOMAです。別にドコモが好きなわけじゃないんですが、102時代から使っているのでドコモにはかなりの料金を払っています。

で、早速セットアップして使ってみました。速度的には「ロケーションの悪い地域でのADSL」くらいには速いです。ちなみにうちはADSLを引いていた頃は40M契約で1.5Mbpsしか出ていませんでしたが、それよりは快適です。

で、本題。

ドコモの定額データプランHIGH-SPEEDという契約にしているのですが(というかVAIOでのWWANユーザは現状ほぼ全員これだと思いますが)、この定額というのが「50万パケットまでは4200円、50~100万パケットの間は従量制でその後100万パケット以上は10500円」というどこが定額なの?といいたくなる価格設定なのです。これを見た人は普通「じゃあ、月50万パケットまでしか使わないようにすればお得!」と思うでしょう。そこで一体「50万パケットってどのくらい?」というのが気になる点でしょう。そもそも普段何パケット使ってるのか気にしてる人はそんなにいないでしょう。

そこで恐る恐るパケットカウンターで計ってみました。

Yahoo! Japanのトップページを表示する:約2200パケット

gooのトップページを表示する:約2300パケット

というわけで、「何か検索しようかな?」と検索エンジンのトップページに行ってしまうだけで1万パケットの4分の1が使われてしまいます。恐ろしくてすぐに切ってしまいましたが、Yahoo!オークションのように画像が多いサイトだともっと多いはずです。仮に平均4000パケットだと想像すると、10ページで4万パケットです。ヤフオク行って10ページしか見ないってありえないですよね? トップからカテゴリのページに行って検索して次へ、次へ。これで4ページ。めぼしいのを見つけて商品詳細を見る。評価を見る。戻って(戻りはほぼキャッシュに入っていると想定)、次のページに行って他の人の商品を見る。ウォッチリストに追加してウォッチリストの一覧を見る。これで10ページです。実際にはウォッチリストのあたりは文字中心なので少ない、とかバナー類は毎回違うので戻るときにもパケットを消費するとか誤差はかなりあると思いますが、とにかくヤフオク10ページで4万パケット程度は使ってもおかしくはないです。

WWANを利用するなら、

検索はGoogle限定、画像はデフォルトでは非表示、勝手にネットにアクセスする更新ツール(Windowsアップデートやウィルス系も!?)はOffにする、メールはspamや添付付きメールを除外する(開かないのでなく受信しない)方法を検討する、など徹底したパケット対策を講じる、

か、

あきらめて1万円払って際限なく使う

のどちらかでしょう。とにかく普通に使っていたら50万パケットなんて一瞬です。真剣に64kbpsのプラン(こちらは4200円使い放題)に変更しようかな・・・・。せめて256kくらい出ればそれでもいいんだけどな。

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Windows on VMware on Ubuntu 中間まとめ

日常運用には問題ないレベルになりました。前の「サクラサク」という日記はVMware上のXP上から書きました。写真のレタッチなども同じく。

細かい点ではいろいろやっているうちに解決したこともあれば新たな問題点も出てきます。特にハードウェア周りに関しては最悪ドライバ自分で書くとかいう可能性もあり、完全解決には時間がかかりそうです。

というわけで、いちいちブログに書いていってもあとで読んだ人が参考にしにくいだろうという事で、サマリーページをつくりました。最終的に解決したのか解決してないのか結論だけ知りたい人はそちらをご覧ください。

次回からは購入直後以来ほとんど起動していないVistaの方を起動していじっていきます。こちらはほぼ仕事で使うことはないので趣味的な感じでカスタマイズしていこうかなと。

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VAIO TZでWindows on Ubuntu+VMWare

その後同じ要領でXPも入れてみました。


XPも思ったよりも快適に動作するので、ハードウェア周りがこのまま順調に動き出せばXP on Ubuntu で常用できるかもしれません。

VAIO TZでVMware上にWindowsを入れる場合、画面解像度の設定が使いやすさのキモになると思いますが、僕は今回2000/XPともにデフォルトでは存在しない以下の解像度をあらたに作りました。

  • 1024×600 (通常運用用)
  • 1280×600(通常運用用広め)
  • 1340×720 (Quick Switch用)
  • 1366×768(フルスクリーン用)

解像度の追加方法ですが、各サイトにはレジストリのHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\vmx_svga\Device0内にResolution.x(xに増やしていく数字を)を追加して"1208×600"のような文字列を追加する、とあります。が実際には環境によってはDevice0とは限りません。元々そこにResolution.xがあればそこに追加して構いませんが、 ない場合Resolutionなどの文字列を検索して目的の場所を探す必要があります。たとえば僕の場合、上記の場所に書いても認識せず、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\Video\[XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX]\0000という場所に書かなければなりませんでした。

あと、僕のVAIO TZはDVDドライブを内蔵していないモデルなので外付けドライブを使用していますが、常時つけているわけではないので、一旦入れる予定のソフトのCDをisoファイルとしてUbuntu上に取り込んでおいて、VMware Serverでマウントしています。これなら緊急トラブル時にインストールしなおし、ってこともできますし。

VMware上のWindowsはまだあまり使っていませんが、Windows Updateが動作するくらいですから、ネットワーク接続は問題ないようです。以下Windows-VMware-Ubuntu関係のTODO。

  • 音が出ません。VMwareのデバイスにサウンドがないので、きっとUbuntuのalsaを経由して音を出すためにゴニョゴニョしないといけないのでしょう。
  • Ubuntu上のディレクトリをマウントする。VMwareのネットワークがBlidgedになっているので、Ubuntuにsambaサーバを立ち上げる必要があるんじゃないかと思います。三者お互いにpingが通っているのでうまくいくでしょう。
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ブートローダーについて

デュアルブートの方法については時代とともにトレンドが変化しています。昔はLILOが主流でした。前回起動したOSがデフォルトで起動するという仕様はかなり使い勝手が良かった記憶があります。その後長らくGRUBが主流となっていましたが、最近はNTLDRを使うのが流行っているようです。

これはおそらくノートPCでデュアルブートをする人が増えてきて、MBRに傷をつけるとリカバリできなくなるなどの問題に直面した結果ではないかと推測しています。

今回は当初の計画ではKNOPPIXのqtpartedでパーティション分割、GRUBでブートという慣れた手順でいこうと思っていたのですが、新しい技術も使ってみたいな~、ということでパーティション分割はVista標準の「ボリュームの圧縮」(なんちゅう名称なんだ・・・)で行い、NTLDRでブートという方法で行きたいと思います。NTLDRを使うとVistaを「アンインストールできない(by 吉川教授)」んですが、多分しないのでよしとしましょう。いや、前のノートPCはプリインストールのXPをアンインストールしてSuSEとWindows 2000のデュアルブートで使っていたんで、可能性はあるんですけどね。WWANがLinuxで動くかどうか次第かな。

wubiを使えば簡単なんだろうけど、それは技術者としてはちょっと禁じ手っぽいので却下。今Vista上でデフラグかけているので、これが終わったらパーティション分割を行います。

ページファイルを「なし」、システムの復元を「無効」にし、Vistaの「ボリュームの圧縮」を実行すると、230GB中最大180GBを「圧縮する領域のサイズ」に指定できるようです。用語がわかりにくいですが、言い換えるなら50GBをVistaのシステム(C:)で使用し、180GBを未割り当て領域にすることができる、という意味です。今回は100GBをVistaで使用し、130GBを未割り当て領域にすることにしました。

次回はUbuntuのインストールです。

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OSとパーティション分けについて

昨日はパーティションの分け方を考えているところで作業を中断していたのですが、今日になって昨日の案は却下することにしました。
昨日の案は下のような感じでした。


この案は、3つのOSを入れるのでトリプルブート。どれを開いても同じデータにアクセスできるようにするためにデータ用パーティションを専用に設ける、という非常にオーソドックスな案です。しかし当初の予定より使わないパーティションが出てきたり、別のパーティションが足りなくなったりというような問題が将来出てくる可能性もあり、ハードディスクの資源を有効に利用しているとは言えません。それにあとで気づいたのですが、HDDのVistaより前の領域にリカバリイメージと思われる8G弱の基本パーティションがあります。これはすでに必要ないのですが、削除しても中途半端な領域しか空かない上、無駄に基本パーティションを1つ消費してしまっているという踏んだり蹴ったりな仕様です。まず確実に言えることは、上記案は基本パーティションが足りないので無理です。
そこで、仮想化してみる案を考えてみました。まずはおそらく「今どきはこういうのがオーソドックスなんでしょ?」という案。


既存のVistaパーティションだけの運用で、VistaをホストOS、XPとUbuntuをゲストOSとする案です。データはVista上に置き、XPやUbuntuからは仮想化の仕組みに応じてアクセスします。少なくとも仮想ネットワーク経由でアクセスできるはずなのでUbuntuからVista(NTFS)への書き込みも問題ないはずです。また、ブートローダーが不要なので導入が簡単とか、MBRをいじらないのでリカバリイメージも生きたままとか、VistaのWWANがXPでもUbuntuでも利用できるとか、いいことずくめのように見えます。
しかしこの案には致命的な問題点があります。メインOSであるUbuntuが仮想PC上で動いていて使い勝手が悪い、という点です。サスペンド時はともかく起動時には一旦Vistaを起動してUbuntuを起動、という二度手間です。
そこでUbuntuメインという現実に合わせて次の案を考えました。


Vistaは単独、Ubuntu上の仮想PCにXPをインストールします。データはUbuntu上に置き、XPからは仮想化の実装に合わせた現実的なアクセス方法を使用します。VistaからUbuntu上のデータを参照するのがネックとなります。
ext3をWindowsから参照するのも、NTFSをLinuxから参照するのも、どちらも技術的には枯れていないのですが、どちらかというとNTFSをLinuxから参照する方が実績があると思うので、その方向で修正した案が次です。


これは結構バランスがとれていて、将来どちらかのパーティションが枯渇する、という事態になりにくい良い案だと思っています。XPからVistaのパーティションに直接アクセスできるのかどうかは仮想化技術に疎い僕にはよくわかりませんが、UbuntuでマウントできていればSamba経由ではアクセスできるでしょう。
ところで、仕事上の都合でXPが必要ということでXPをどこに入れるかを考えているわけですが、実は考えてみたらXPでなくWindows 2000でも特に問題ありません。Windows 2000であれば容量もそれほどとらないので、下のようにデータ領域も増やせるかもしれません。


しかしデータ専用パーティションは領域の無駄を増やすだけだ、と再び思い直し、VistaとUbuntu両方にデータを置き、お互いに見ることもできるので開いてる方に置いてバランスをとる、という案に落ち着きました。


Vista、Ubuntu各110GB程度に分割ということでいきたいと思います。

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VAIO TZ 買いました

一週間前に注文していたVAIO TZ92Sが本日届きました。

VAIO TZ買いました

5年前に買ったEPSON DIRECTのノートが壊れてしまったので、代わりに購入したものです。僕の場合、自宅にも仕事場にもデスクトップPCがありノートPCは補助的な用途でしか使わないので、正直言ってスペック的には5年前のPentium-M 1.4GHzのマシンでも十分なのですが、壊れてしまったものは仕方がありません。思いがけず最新スペック最新OSのノートPCを手にしてしまいました。

で、このブログではVAIO TZユーザもしくはこれからこれを買うかどうか迷っている人のためにセットアップ日誌を書いていきます。メーカーに言われるままの使い方であれば別に日記に書くほどの作業は必要ありませんが、僕の場合はそうはいきません。仕事とプライベートで問題なく使えるようにするためにはかなりいろいろいじらないといけません。

今回のセットアップでの要件は以下のとおりです。

  • パーティションを4分割し、以下のようにします。
    • 一つ目には動作確認用のWindows Vista Home Premium(プリインストール)
    • 二つ目には仕事用のWindows XP Professional
    • 三つ目にはプライベート用のUbuntu 8.04
    • 四つ目にはデータ保存場所(NTFS)
  • 実用的なレベルでXPが動作すること。
  • 実用的なレベルでUbuntuが動作すること。
  • VistaとUbuntuでWWANが動作すること。
  • Ubuntuから第四パーティションのNTFSに安定した書き込みができること。

技術的な難関はXPの安定動作とUbuntuからのWWAN接続です。なお、XPからのWWAN接続は最初からあきらめています。XPはドメイン参加する可能性があるのでProfessionalにしています。Ubuntuは正式版未リリースの8.04をチョイスしました。このバージョンは通常よりも長期のサポートが予定されているため現行安定版の7.10よりも将来性があると判断しました。
購入したVAIOのスペックです。

  • VAIO型番:VGN-TZ92S
  • OS:Windows Vista Home Premium
  • 本体:シャンパンゴールド、ワンセグなし、WWAN付き
  • CPU:Core 2 Duo U7600 (1.20GHz)
  • キーボード:英字配列
  • メモリー:2GBx1
  • ドライブ:2.5インチ250GB HDD、DVDドライブなし
  • WLAN:802.11 a/b/g/n
  • その他:3年ワイド保証
  • 標準バッテリー

OSは何でもよかったんですが、仕事ではおそらく使わないので標準的なHome Premiumにしました。WWANは使ってみたかったのでつけました。Linuxで動作するかどうかは今のところわかりません。キーボードが英字配列なのはこだわったポイントです。デスクトップPCでは日本語109を使っていますが、ノートだとキーが少ない方が打ちやすいので。DVDは迷いましたが付いているとHDDの速度が落ちるという話だったので、外付けにしました。最近の外付けDVDドライブはコンパクトだしUSBバスパワーで動作するし。

というわけで、次回からセットアップ日誌となります。

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