こんにちは。
今回は、めずらしく製品レビューをしてみます。
今、手元にあるのはこれ、PENTAX MX-1。
PENTAX MX-1は、5年前から愛用しているRICOH GX200の後継として目を付けていたのですが、父が欲しいというので昨日買って試写してみたところです。
RICOHのGXシリーズがGXRの登場とともに姿を消してしまったため、高級コンパクトズームは現在RICOHにはありません。そこでGX200の後継として巷で目をつけられているのがこのPENTAX MX-1。ご存知の方も多いと思いますが、RICOHとPENTAXは最近合併したため、現在この2ブランドは同じペンタックスリコーイメージングという会社です。あ、MX-1発売後に社名変更して現在はリコーイメージングです。いずれにしてもRICOHとPENTAXは同じ会社ということです。なので、ラインナップが整理されて今後どういう展開になるのかよくわからなくなっています。当初はコンデジがRICOH、一眼レフがPENTAXというブランド分けになるという話だったのですが、PENTAXのコンデジは今のところ発売されつづけています。そういうわけでPENTAX MX-1がRICOH GX200の後継としての位置付けになるのではないか、と思っているユーザが多いということなのですね。
では早速試写といきたいところですが…
まずは外観からレビューしていきます。
まずサイズについてですが、GX200よりはかなり大きいです。正面から見るとあまりわかりませんがバリアングル液晶もあるため厚味がかなりあります。GX200は大きめのポケットに入れることもできますが、MX-1はちょっと難しそうです。見た目のわりに重さはそれほどでもなく、片手で持ってもそんなに苦にはなりません。片手で撮影できるかどうかは手の大きさによると思います。グリップがない分ホールドしづらく、持ちやすさはあまり良いとは言えません。
MX-1はクラシカルな外観が大きな売りですが、ダイアルなどのパーツが大作りだったりプラスチック部分が多かったり、塗装も普通なので、実物からはそれほどクラシカルな雰囲気は感じませんでした。ボディの上下部分が真鍮製ということなので擦れて塗装が剥れるとそれっぽく味が出るかもしれません。ヤスリをかけてジーンズのようにわざとエイジングしている人もいるようです。興味がある人は「MX-1 エイジング」や「MX-1 ヴィンテージ」でググってみてください。
で、このMX-1のモチーフになっているのは、往年の名機 PENTAX MX 。こちらとも比較してみます。本当はブラックモデルで比較したいのですが、シルバーしか持ってないのでご了承ください。
MX-1は光学ファインダーどころかEVFすらないコンデジなので「一眼レフとはさすがに違うだろー」と思いきや、ボディの形状はかなりオリジナルのMXと近いです。サイズもボディ部限定ならそれほど変わりません。これはMX-1が大きいというよりもMXが小さいと言った方がいいでしょう。
ところで、MX-1の質感はMXというよりはSuperAに近いです。
バッテリーは型番こそ違うもののGX200と同等品です。実際交換してみましたがどちらともちゃんと動作しました。
では、いよいよ撮影してみます。
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