AUTLA(あうとら)ベータテスト中にも関わらず、本業の方で海外出張が入ってしまいました。せっかくなので撮ってきた写真をあげておきます。
行って来たのは日本から見ると地球の裏側にあたるアルゼンチン~チリです。まず成田からミラノ経由で30時間以上かけてブエノスアイレスへ。そこからピースボートのチャーターする大型客船トパーズ号(31900トン)に乗船。この船の各種システム設計が今回の仕事です。が仕事の話は省略します。
ブエノスアイレス(残念ながら写真なし)といえば『母をたずねて三千里』の舞台ですが、残念ならがそういう古き良き港町ではなく、SunやIBMのビルが建ち並ぶ大都会でした。
ブエノスアイレスから5日ほどの航海で世界最南端の町ウシュアイアに到着。南極半島が目と鼻の先で、夏でも肌寒い場所です。
着岸中は時間があったのでちょっとぶらぶらしました。南極が近いと言うこともあり、町の中にはペンギングッズがたくさん売られていました。というわけでLinuxユーザはぜひ立ち寄ってみてください。
辺境の地ということもあり、ここはかつて流刑地として使われていたようです。かつて監獄だったところが現在は監獄博物館となっていました。この監獄の設備は本気になれば脱走できそうな簡単なものですが、脱走しても何もない極寒の地のため生き延びるのは困難で、脱走した人はすぐに戻ってきていたそうです。
右は囚人風の蝋人形、左は本物の人間(同行者Tさん)です。
ウシュアイアを出港すると5日間かけてチリのバルパライソまでの船旅となります。この間はパタゴニアフィヨルドを遊覧しながらの航海となります。
Val(谷)Paraiso(天国)が語源となっているというバルパライソは、夜景がきれいなので有名なんだそうです。撮影してみましたがぶれてしまいました。
バルパライソの夜景(ただしぶれてる)。夕食をとったカフェから撮影。左下はトパーズ号。