突然ですが、5月14日からピースボート乗ってきます。もちろん仕事です。
多分6月末、アムステルダムあたりで帰ってくると思います。
乗船するのは2年ぶりです。
あたらしい船の立ち上げということでかなり忙しいと思いますが、寄港地で写真撮ったりする時間があったらいいな。
さて、カメラはどれ持っていこうかな・・・・。
突然ですが、5月14日からピースボート乗ってきます。もちろん仕事です。
多分6月末、アムステルダムあたりで帰ってくると思います。
乗船するのは2年ぶりです。
あたらしい船の立ち上げということでかなり忙しいと思いますが、寄港地で写真撮ったりする時間があったらいいな。
さて、カメラはどれ持っていこうかな・・・・。
ずいぶん間が空いてしまいましたが、最後のフィルムをやっと現像したので4月の九州帰省旅行報告のラストです。
まずは4月25日の日記を見てください。この「とりあえず一枚」の正体は後日説明ということにしていましたが、その正体を明かす時がきました。
平和台公園から一旦市街地に戻って現像したネガを受け取ったあと、今後の予定について考えていました。飛行機の出発まで3時間。ここから空港まで30分。結構時間がある。時間があるから平和台公演を覗いてきたんですがそれでもまだ時間がある。当初は「雨だから空港の喫茶店で本でも読んでるか・・・」と思っていたんだけれど、今や快晴。せっかくの天気がもったいないと思いつつも、遠出するほどの時間もない。立ち止まるのももったいないのでとりあえずボンベルタのコインロッカーに預けていた荷物を回収し空港へ向かいました。そして空港行きのバスの中で時間の計算。もし時間があるのならば行きたいところがある。青島。街から青島に行く途中に空港があるので方向的には悪くない。空港で再びコインロッカーに荷物をあずけ、カメラと財布以外はなにも持たない状態で青島に行く、これがバスの中で考えた計画。僕はたいていこのように宿泊用の重い荷物はちょっとした時でもコインロッカーにあずけ身軽になって行動します。楽に歩けるしカメラを持つにもいい。
空港についてインフォメーションで日南海岸方面のバスの時刻表を見せてもらうと意外に青島行きのバスは本数が少ない。行きは15分後にちょうど出るが帰りがとんぼ返りに近く、しかも帰ってからはずいぶん時間がある。これでは良くない。しかしこれは空港にくるバスが少ないだけですぐそこの通り沿いのバス停なら本数が多いハズ、とこれまた中途半端な土地勘があるため受付のお姉さんに食い下がって質問してみる。しかしお姉さんはさっぱりわからないという。熊本出身の東京都民よりはこの辺しってるだろーが、と思いつつ20年前の記憶を便りに「青島→宮交シティのバスはそんなに少なくないハズ」と判断し強行。空港発青島行きのバスに乗りました。
青島、あるいはリゾートの記憶
RICOH Caplio GX8 | ISO100
|
到着してすぐに帰りのバスの時刻を確認。なんと一時間以上青島にいる時間があるではないですか。帰りもちょうどピッタリ良い時間です。やはり旅は情報と土地勘。あとは帰りのバスのどこで下りれば空港に近いのかわからないという問題があるのですが、これも停留所の名前が分からないものの場所は分かっているので目押しで大丈夫なハズです。では青島の解説。
宮崎というのはその昔は新婚旅行のメッカでした。まだハワイに行くのが夢のまた夢だった時代のことです。その新婚旅行の中心地がここ青島です。僕がまだ小学生だったころは建物もピカピカで賑やかなところでしたが、今では見る影もありません。
青島、あるいは江ノ島に似た島
RICOH Caplio GX8 | ISO100
|
青島は歩いて渡れる島で、干潮ならばそのまま、潮が満ちても橋を通って渡れます。ときどき江ノ島のパチモンと言われることがありますが、江ノ島が青島のパチモンであるということをここで強調しておかなくてはなりません。
鬼の洗濯板
RICOH Caplio GX8 | ISO100
|
この青島の名物が荒波によってつくられた不思議な階段状の磯「鬼の洗濯板」です。
これも鬼の洗濯板
RICOH Caplio GX8 | ISO100
|
みたび鬼の洗濯板
PENTAX SuperA | SMC M20mm/F4 | KONICA CENTURIA SUPER 400
|
ちょっと写真では岩のスケール感がわからないのでラクガキを。
人がいるとしたら・・・
レタッチ
|
だいたいこんな感じです。
洗濯板の表面
PENTAX SuperA | SMC M40-80mm/F 2.8-4 | KONICA CENTURIA SUPER 400
|
鬼の水虫
PENTAX SuperA | SMC M40-80mm/F 2.8-4 | KONICA CENTURIA SUPER 400
|
鬼の洗濯板には不思議なオブジェのような岩が無数にあり、被写体には困りません。フィルムの本数に困ります。
訪問者
PENTAX SuperA | SMC M20mm/F4 | KONICA CENTURIA SUPER 400
|
日南海岸と洗濯板
PENTAX LX | SMC M40mm/F2.8 | KODAK Tri-X
|
自画像2007
PENTAX LX | SMC M40mm/F2.8 | KODAK Tri-X
|
青島には神社があり、そこの売店で本を買いました。
神道の法事、平和台公園の「八紘一宇」、青島神宮。たまたま訪れたこれらは宮崎に神が降り立ったとされる神話で一本につながります。宮崎は日向神話の国なのです。ちなみにこの本には平和台公園の平和の塔への批判的な奇術がありました。
青島神宮
PENTAX LX | SMC M40mm/F2.8 | KODAK Tri-X
|
さて、ここからは突然ですが廃墟系です。先ほど書いたようにここはかつて新興旅行のメッカでした。その後も宮崎は観光資源だけで成り立ってきたといっても過言ではありません。新婚旅行がハワイに取られると今後はゴルフ場誘致(フェニックス)、現代的リゾート(シーガイア)と次々と観光客を呼び込むための投資が続けられます。そんなにうまくいくもんですか。一度夢を見た人はまた夢を見たくなるんですね。そんなこんなで今の宮崎はボロボロになり、お笑いタレントが建て直しを計っているのはみなさんがご存じの通り。有名人が知事になればおみやげが売れると、これもまた観光頼みの宮崎県民風土が変わっていないわけです。
で、過去のリゾートホテルは今はこうなっています。
かつてリゾートホテルだった何か
PENTAX SuperA | SMC M20mm/F4 | KONICA CENTURIA SUPER 400
|
鬼のハーモニカ
PENTAX LX | SMC M40mm/F2.8 | KODAK Tri-X
|
廃墟ホテルは日本中いろんなところで見かけますが、これはまた巨大です。街一つが腐海に沈んだ感じです。
あぶないので入ってはいけません
PENTAX SuperA | SMC M20mm/F4 | KONICA CENTURIA SUPER 400
|
というわけで日も傾きはじめたところで、青島ういろうを買ってバスに乗り込みました。青島ういろうは名古屋ういろうよりおいしいです。ぜひ一度食べてみてください。あとそのまんま東のお菓子とかも買って帰りましたが写真残ってないな~。ま、いいか。
さよなら
PENTAX SuperA | SMC M40-80mm/F 2.8-4 | KONICA CENTURIA SUPER 400
|
4日間の九州滞在でしたが、非常に濃い旅でした。外山恒一の熊本市議選、いとこやおじさんたちとの約20年ぶりの再会、ひさびさの宮崎市内、平和の塔、青島。写真は合計カラー4本モノクロ5本デジタル125枚。枚数撮らない僕のわりにはたくさん撮った方だと思います。一つ失敗したな、と思ったのがフィルム。今回ISO400フィルム中心だったのですが、九州の太陽光を甘く見てました。東京だと晴天でもISO400でなんとか撮れるんですが九州では無理がありました。明るさが2段くらい違いました。九州の晴天はISO100で。これが教訓。
あとなんか書き忘れたことがあるような気もするけど、何しろあれから3ヶ月も経ってしまったのでもはや日記ではないわけで、忘れたことは忘れるしかないですね。最後にこれまでのリンクを張っておきます。
宮崎最終日の朝は小雨がパラついていました。
東京に帰るのは夕方の便なので結構時間があるものの、天気が悪いためホテルのチェックアウトを11時までのばしてもらい、部屋でのんびりしていました。幸いにもチェックアウトするころには雨が止んだので、徒歩で市街中心に向かい、撮影済みフィルムをキタムラで現像。荷物をコインロッカーに預けて身軽になったところで、市街地からバスで15分程度のところにある平和台公園に行ってみました。
平和台公園は子供のころに何度か行ったのですが、場違いな不思議な塔が立っていて子供心に印象に残っていました。バス停を降りると早速その塔が見えるのですが、森の中に頭だけのぞかせたその塔の姿はまるでマヤのティカル遺跡のようです。
宮崎のマヤ遺跡
PENTAX LX | SMC-M35mm/F2 | Kodak Tri-X
|
階段をのぼると・・・
PENTAX LX | SMC-M20mm/F4 | Kodak Tri-X
|
だいたい「平和なんとか」なんて名前がついているものは胡散臭いと相場が決まっているわけですが、この平和台公園も相当なシロモノだということがわかりました。塔の正面に書かれているのは「八紘一宇」(この意味を知らない人はWikipediaなどで調べてください。ちなみに前に来たときにはこんな文字が書いてあった記憶がないな、と思っていたのですが、調べてみたら戦後一旦この文字が削られ「平和の塔」という文字が書きかえられていたのですが、最近になってまた「八紘一宇」に戻されたそうです)。この塔は皇紀2600年記念に建てられたんだそうです。ちなみに皇紀2600年は1940年(昭和15年)です。
平和の塔?
PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
|
中には何が?
PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
|
八紘之基柱
PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 Kodak Tri-X
|
皇紀2600年記念塔なんです
PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
|
ビーン
RICOH Caplio GX8 | ISO100
|
平和の塔の横にはハニワ園があります。ここに置かれているものはもちろん古墳から出土した埴輪ではなく、そのレプリカなのですが、それぞれなかなかいい表情をしています。
踊る女
PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
|
踊る男
PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
|
名無し
PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
|
何かを見ている?
PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
|
これで宮崎観光も終了かな、と当初は思っていたんですが、ここにきて青空が見えてきました。時間がまだ少しあるし、せっかくなのでもう一箇所行きたい所に行ってみることにしました。
というわけで、つづく。
今回はなんとフィルム9本分(+デジカメ)も撮影してきたのです。なのでこの日記はまだやっと折り返しです。長~。
法事が終わり、その日のうちに親戚一同は散っていったのですが、僕は翌日の便までかなり時間がありました。そこで宮崎をふらふらと。久しぶりとはいえ、かつては一年のうちの40日ほどを過ごしていた地なので、宮崎は勝手知ったる街なのです。小雨がぱらついているのと、すでに夕方というのもあり、この日はホテルのある橘通り(宮崎市の中心街)近辺をうろつきました。橘通りは多少発展していますが、一本横道に入るとそこは昭和の時代から変わっていない・・・もしくは廃墟とシャッター街、でした。
閉店しました
PENTAX LX | SMC-M35mm/F2 | Kodak Tri-X
|
入れない空き地
PENTAX LX | SMC-M35mm/F2 | Kodak Tri-X
|
宮崎はアーケードが多い
PENTAX LX | SMC-M20mm/F4 | Kodak Tri-X
|
祖父と先日亡くなった祖母は晩年はずっと郊外に住んでいましたが、以前はこの中心街のすぐ裏手に住んでいました(今は建物ごとなくなっています)。僕が小学生のころに引っ越したので、このあたりの裏道はうろ覚えだったのですが、昔と変わっていないせいかとくに迷うこともありませんでした。
橘橋
RICOH Caplio GX8 | ISO100
|
大淀川には幻の魚「アカメ」が住んでいます。この魚は四万十川と大淀川にしか住んでいません。宮崎では「マルカ」と呼びます。ちなみに僕は水槽でしか見たことがありません。
大淀川
RICOH Caplio GX8 | ISO100 | トリミング
|
この大淀川の鶴の島のあたりは祖父とよく散歩しました。初孫だったこともあり、祖父にはよくあちこちに連れていってもらっていました。祖父はあまりおしゃべりではなく黙って遠くを見ていることが多かったので、子供のころから謎な人という印象でした。僕はこの祖父から隔世遺伝で受け継いでいるものがかなりあるのではないかとときどき思うことがあります。
デパート前
PENTAX LX | SMC-M35mm/F2 | Kodak Tri-X
|
スターバックスin宮崎
RICOH Caplio GX8 | ISO200
|
デパート前です。宮崎にはほとんどデパートはないのですが、以前からなぜか大型スーパーもデパートと呼ばれています。どうでもいい情報ですが、僕が子供のころにはジャスコ、山形屋、寿屋の3大デパート(?)が道を挟んでしのぎを削っていました。子供心に「デパートじゃねーじゃんw」とつっこんでいたものです。その中で唯一の「本当のデパート」である山形屋だけが今でもそのまま残っているのはさすがです。しかもその一階にはスタバが!?別にどうということはないのですが、宮崎とスタバがどうも僕にはつながりません。宮崎のメインストリートとは言え、ちょっと前までステテコに草履姿のおっちゃんが平気で歩いていた場所です。しかも山形屋は老人向けのダサダサなローカル百貨店だったはず。若者はボンベルタ、年配者は山形屋という住み分けでうまくいっていたと思っていたのですが、どうなんでしょう? 今はただ、街中に居場所がなくなってしまったというご老人がいないことを信じるしかありません。
どこでもドア
PENTAX LX | SMC-M20mm/F4 | Kodak Tri-X
|
旅先でふと現実にかえってしまう一瞬。わかる人にしかわからない。
文化ストリート
RICOH Caplio GX8 | ISO400
|
アナクロでシュールな不思議空間だった文化ストリート。かつては怪しげな店が建ち並んでいましたが・・・。あと若草通りの入口でアンケートのお姉さんに声をかけられて、暇だったのでつい答えてしまいました。が、住所が東京で「あれれ・・・」って感じでした。というわけで「宮崎で服でも買おうかな~」と思った人はこちらに立ち寄ってみてください(ってなんで宣伝?)→セレクトショップ・フィランテ
おぐらのチキン南蛮
RICOH Caplio GX8 | ISO200
|
夕食はおぐらのチキン南蛮にしました。そういえばあまり意識してませんでしたがチキン南蛮って全国区の料理なんでしょうか? おぐらはたぶん世界でもっとも有名なチキン南蛮専門店です。味はなんということはなく普通のチキン南蛮です。ちょっと宮崎の物価からすると高いんですが、量が多いので満足です。
どしゃぶり
RICOH Caplio GX8 | ISO400
|
雨が大ぶりになってきたので帰ることにしました。九州ではこのくらいの雨は毎週のように降りますが、これは実は全国どこでも降るわけじゃないんですね。九州を出てから知りました。九州は雨の量が多いです。東京でこんな雨が降ったら山手線は止まるわ、地下鉄の階段は滝になるわで大騒ぎです。
というわけでホテルに戻りました。ホテルは一泊4000円代の普通のビジネスホテルなんですが、2泊にもかかわらず長期滞在用の部屋で、仕事やミーティングも十分にできるような広い部屋でした。別に宣伝する義理はぜんぜんないですが、宮崎にいく機会がある人はぜひ「宮崎リーガルホテル」の長期滞在ルームへ。
部屋です
RICOH Caplio GX8 | ISO400
|
今考えると、今回九州に行ったもっとも大きな目的は、リンクの貼り直し作業だったと思います。
いまはおやすみ
RICOH Caplio GX8 | ISO100
|
庭(左右逆にスキャンしちまったorz)
PENTAX LX | SMC-M20mm/F4 | KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 400
|
そもそも僕は親戚とはずいぶん疎遠になっていて、祖母の葬儀にもその前の祖父の葬儀にも出席しませんでした。にもかかわらず今回仕事を休んでどうしても法事に出席したかった理由があります。それは、ここで会わなければ一生会わないだろう人が何人もいるからです。
遊び部屋・・だった所
PENTAX SuperA | SMC-M20mm/F4 | Kodak Tri-X
|
従七位に叙する
PENTAX SuperA | SMC-M20mm/F4 | Kodak Tri-X
|
子供のころは叔父さんや従兄弟にもちょくちょく会っていましたが、そういう人たちともう20年近く会っていませんでした。にもかかわらず、その間も「いつかまた会うんだろう」と漠然と思っていました。
柏手は音を立てずに
PENTAX LX | SMC-M20mm/F4 | Kodak Tri-X
|
終わりです
PENTAX LX | SMC-M20mm/F4 | Kodak Tri-X
|
しかし、祖母が亡くなったことで状況は変わりました。従兄弟たちとの共通の居場所はここで消滅し、今後偶然会う機会はなくなるんだなと感じました。だからどうしても行く必要がありました。このままだと一生会わないかもしれないけど、ここで会っておけばいつでもまた会えるだろうと。つまりそれは、これまで祖父や祖母を経由して間接的に接続していた人たちとの直リンクへの貼り直し作業、なのです。
脇元中尉の水筒
PENTAX LX | M35mm/F2 | Kodak Tri-X
|
・・・というわけで、18年ぶりの従兄弟とか25年ぶりの叔父さんとかに会ったわけですが、やはり時間の流れというのは恐ろしいものです。最後に会ったときには小学生だった従兄弟が奥さんと子供を連れて来ていたり、一番年上の叔父さんが記憶の中の人とはほぼ別人のおじいさんになっていたり。そこはタイムマシンで突然未来に飛んできたかのような不思議な空間でした。周りの田園風景を見る限りでは時間が止まっているようにしか思えないのでなおさらでした。
清武川は子供のころによく遊んだ川です。
小学校の高学年と中学生のころは夏休みと冬休みはほぼ宮崎で過ごしていました。高校生になるとそこまで長居はしませんでしたがそれでも宮崎にはちょくちょく行っていました。しかし、大学に入って以降はほとんど行くことはなく、仕事で行く際にも宮崎市内だけで祖母の家に行くことはありませんでした。なので今回は「子供のころ遊んでいた場所に行ってみたい」という思いがあり、家の掃除を済ませたあとのちょっと時間に清武川近辺を散歩してみました。
僕の行く道
RICOH Caplio GX8 | ISO100
|
田んぼ、ときどき香水
PENTAX SuperA | SMC-M20mm/F4 | Kodak Tri-X
|
そこに木があるから
PENTAX SuperA | SMC-M20mm/F4 | Kodak Tri-X
|
祖母の家から歩いて10分ほどで清武川の中~下流に出ます。ここから30分も歩くと汽水域、一時間歩くと河口に出ます。この辺りは子供のころとほとんど変わっていません。はるか遠景にかすかに宮崎大学とその周辺の街があらわれたのが唯一の違いです。
この橋は
PENTAX LX | SMC-M20mm/F4 | KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 400
|
希望の河
RICOH Caplio GX8 | ISO100 | トリミング
|
あ、レンズレンズ
PENTAX SuperA | SMC-M20mm/F4 | KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 400
|
子供のころは釣りが大好きだったので、この川ではたいてい釣りをしていました。そして、僕のこれまでの人生の中で釣りの7割はこの川だったと思います。熊本の実家の近くにはあまり釣りをできるところがなかったので、宮崎にいるときには毎日川や海に出ていました。清武川では近場だとコイやフナ、ちょっと上流に行くとハエ(オイカワ)がよく釣れました。あと釣れはしませんが投網でアユをとっている人もときどき見かけました。そして河口に出るとチヌが釣れました。今回は釣り道具を持っていなかったので釣りはしませんでしたが、いつか機会があればここでまた釣糸を垂らしてみたいな、と思います。そんな機会があるような気がもうあまりしないのですが・・・。
まあるくて
RICOH Caplio GX8 | ISO100
|
ダンシング
PENTAX LX | SMC-M20mm/F4 | Kodak Tri-X
|
鬱蒼と茂ってすみません
PENTAX LX | SMC-M20mm/F4 | Kodak Tri-X
|
海が近い
PENTAX LX | SMC-M40mm/F2.8 |Kodak Tri-X
|
昔歩いた道を久しぶりに歩いてみると思ったより距離があり、よく小学生の時にこんな距離を歩いていたなぁと我ながら感心しました。今でも歩くのは好きで歩く速度も相当速いほうなんですが、それは子供のころからこんなに歩いていたからなんだなぁと。
ランドマーク
PENTAX SuperA | SMC-M20mm/F4 | KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 400
|
一両編成
PENTAX LX | SMC-M40mm/F2.8 | Kodak Tri-X
|
どこまでも
PENTAX LX | SMC-M40mm/F2.8 | Kodak Tri-X
|
橋の下で
PENTAX SuperA | SMC-M20mm/F4 | KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 400
|
この日は海まで出る時間は無かったので河口のちょっと手前までしか行けませんでした。
では、九州へ行った報告です。
藤崎八幡宮
PENTAX LX | SMC-M20mm/F4 | KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 400
|
まず、何をしに行ったのかっていう話ですが、今回のおもな目的は宮崎で行われる祖母の法事(四十九日)に出席することでした。葬儀には出席できなかったので今回はどうしても行きたいと思い、仕事を休んで行きました。そして、どうせ九州に行くのならついでにやりたいこともやってこようという感じでトータルで3泊4日の九州旅行となったわけです。
東京からまずは熊本に行き、実家で一泊してから両親と一緒に宮崎入りすることにしました。
我々はどこから来たのか?
PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 400
|
我々は何者なのか?
PENTAX SuperA | SMC-M40mm/F2.8 | Kodak Tri-X
|
我々はどこへ行くのか?
PENTAX SuperA | SMC-M40mm/F2.8 | Kodak Tri-X
|
前回熊本に帰った際はコンパクトカメラだけしか持っていかなかったのですが、今回はもう今後なかなか行く機会がないだろう宮崎の風景を写真におさめるためにはりきって一眼レフ×2台とコンパクトデジカメの合計3台のカメラを持って行きました。はりきった甲斐があったかどうかは・・・写真を見て判断してください。
接触
PENTAX SuperA | SMC-M40mm/F2.8 | Kodak Tri-X
|
発動
PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 400
|
この日が特別なのかもしれませんが、熊本は予想以上に暑く、服装を間違えたかな、と若干後悔しました。
で、わざわざ熊本を経由した理由について。実家に寄りたかったというのもありますが、東京都知事選に引き続き熊本市議選に立候補していた外山恒一の熊本での様子を見たかったのがおもな理由です。外山とは十数年来の細く長い付き合いですが、ここ一年くらいは会うことも多かったため今回の計画は大まかには事前に聞いていました。東京都知事選の反響は特にネットでは予想以上だったのですが、熊本での反響はそれに比べると若干おとなしめといったところでしょうか。それでもこの日は高円寺の1/3くらいの人が集まっており、人口比を考えると大盛況と言ってもいいでしょう。演説を聞きにきた人のノリからすると、まるでタレント候補のようでした。
熊本市議候補の面々
PENTAX SuperA | SMC-M40mm/F2.8 | Kodak Tri-X
|
外山の街頭演説や集会の様子などは2chや各種ブログなどで見ることができますのでここでは載せません(というか写真撮ってないです)が、僕個人の収穫としては、外山の演説を聞きにきた熊本大学の現役学生らと話ができたことです。今の大学の様子も聞けたし、昔の大学の話もできたし、よい交流になりました。こういう機会に自分の過去を相対化できるのは貴重な経験です。
サンロード
PENTAX SuperA | SMC-M40mm/F2.8 | Kodak Tri-X
|
このように、外山に会いに行ったというよりは、外山に会いにきた人たちに会いに行ったというのが実際です。そこに集まる人たちは僕の日常で出会えるような人ばかりではないので、それがまた楽しいのです。外山が帰ったあともそこにいる人たちだけで話が盛り上がったり、それもまた楽しいのです。
つづく
久しぶりの九州でした。
都知事選につづいて熊本市議選に出ていた外山恒一の応援と、三月に亡くなった祖母の法事(四十九日)in宮崎、その後久しぶりの宮崎をブラブラ、という感じでした。特に宮崎では、前回会ったときには小学生だった従兄弟が子供と奥さんを連れて来てたり、25年ぶりくらいに再会した叔父さんが、実はうちからチャリで10分くらいの近場に住んでることが発覚したり、となかなか楽しい数日間でした。
詳しい話は、写真を現像してからにします。写真はほとんどフィルムで撮ったので、とりあえず現像液つくるところから始めます。あ、でも写真には相変わらず人がほとんど写ってないんですけどね。
そして北海道旅行もいよいよ最後の日。しかも格安航空券なだけに時間が中途半端。14時には新千歳空港でレンタカーを返却しなければなりません。結果、4日間の中でもっともハードスケジュールな日となりました。
まずはせっかくチケットを持っているので時計台へ。日本三大ガッカリの一つに数えられるここには実は何度も来たことがあります。しかし、記念写真を撮ってる人を横目に通り過ぎるばかりで、これまで中に入ったことは(立ち止まったことすら)一度もありませんでした。中が時計博物館みたいになっているのは予想外でしたが、演舞場なのに無理矢理時計にこじつけて観光地化してるという違和感は否めませんでした。まぁ、ガッカリもイベントの一つとしては重要ですね。
時計台の中
RICOH Caplio GX8 | 5.8mm(換算28mmトリミング) | 1/9 | F2.5 | ISO400 |
|
その後、道庁の中を見学。これもこれまでただの道庁だと思っていたので中の展示を見学するような施設だと言うことに驚きました。僕は基本的にこの時代の建物が好きなので満喫できました。その後敷地内で行われていた有機農業のイベントをちょっとのぞきました。
次に向かったのはモエレ沼公園。ここはおそらく普通は観光客が行くところではないと思いますが、イサム・ノグチが設計した公園ということで前から行きたかったところなのでちょっと離れていますが行ってみました。行ってみて驚いたのはその広さ。噂には聞いていましたがこんなに広いとは。ちょうどその日は自転車レース大会をやっていて入り口付近からすごく混んでいました。
モエレ沼公園の山(?)
Canon EOS 20D | 85mm(換算132mm) | 1/800 | F4.5 | ISO100 |
|
モエレ沼公園のピラミッド(?)
Canon EOS 20D | 24mm(換算37mm) | 1/2000 | F4.5 | ISO100 |
|
すごくいいところで、30分程度しかいれなかったのが残念です。多分時間があれば一日過ごせるでしょう。道民の人がうらやましいですねぇ。ゴミ捨て場を埋め立てて作っているということなので、ガスとかでてないかとかそういうのが多少心配ですが。
そしてついに!最後にして最大のイベントがやってきました。
すみれのラーメン
RICOH Caplio GX8 | 5.8mm(換算28mm) | 1/34 | F2.5 | ISO400 |
|
何年前か忘れましたが、僕がはじめてうまいと思ったみそラーメンが横浜のラーメン博物館で食べたすみれのラーメンでした。あれ以来、いつかは来たいと思っていたすみれ本店。ついに来ました。駐車場に駐めるのも一苦労ですが、その後も並ぶ並ぶ・・・。
・・・で、味の方は? ん? あれ? こんなんだったっけ? 僕の記憶が美化しすぎているのか、味が落ちたのか、それともこっちの味が本物なのか? うーん、これ、どうなの? これは行こうと思えば毎日行ける高田馬場の純連とそんなに変わらないじゃん? じゃ、ラーメン博物館のあれは何?
というわけで、並んだわりには???でした。そりゃうまいのはうまいですが、長年待ってただけに期待しすぎていたのか、時計台以上のガッカリでした。まあ、イベントということで。今後札幌に行ったら「けやき」にしときます。
羊ヶ丘
RICOH Caplio GX8 | 17.4mm(換算80mm) | 1/176 | F4.3 | ISO100 |
|
あとはお約束ということで羊ヶ丘のクラーク博士に会いに行って(有料と知ってビックリ)から、新千歳空港に向かいました。
観光としてははじめてだった札幌。ここは不思議な街でした。時計台や羊ヶ丘のようなつまらない有料施設もあれば、一方で道庁やモエレ沼公園など無料で楽しめるところもあります。これからの札幌の観光産業はどうなっていくのでしょうか?
・・・なんて終わり方はどうかと思うので、最後に4日間がんばってくれたレンタカーのストリーム君を紹介して締めたいと思います。
おつかれさま
RICOH Caplio GX8 | 5.8mm(換算28mm) | 1/189 | F4.7 | ISO100 |
|
次はどこに行こうかな。知床かな?
すでに時間がズレすぎてる日記ですが、北海道の三日目(9/16)です。
今回の旅行は道東+札幌というのがコンセプトなので、どうしても移動日というのが発生します。今日がその移動日。日中に札幌に移動し夜にはラーメンとジンギスカンを食べる、というだけ予定しかない日でした。天候や混み具合などがよくわからなかったので、どの道を通るのかや途中どこかに寄るのかどうかなども事前には決めていませんでした。
釧路滞在中に釧路ラーメンを食べられなかったことだけが心残りでしたが、朝空いているラーメン屋は探した限りなさそうなので断念。この日は朝起きてすぐに釧路を発ちました。車の中で愛用のPDA「Zaurus SL-C3000」を開きインターネットに接続。途中の経路に面白いものがないか調査しました。旧国鉄士幌線跡のアーチ橋などを検索していたところ、一緒に行った彼女が「牧場に行きたい!」と言い出したので途中に寄れそうなところを探してみると、ナイタイ牧場というのを発見。カーナビの目的地にセットし早速向かいました。
レンタカーの車窓から
RICOH Caplio GX8 | 17.4mm(換算80mmトリミング) | 1/189 | F8 | ISO100 |
|
途中足寄湖などで休憩をしつつナイタイ牧場へ。ところが目的地周辺になるとカーナビが不思議な動きをはじめ、行き止まりの道の先に向かうように指示したり意味不明なことに。「北海道でカーナビを信じるな」という情報は本当のようです。看板などをたよりになんとか牧場内に入りました。
・・・っていうか、でかい!! 思ってたイメージと全然違いました。あまり天気が良くなかったせいもありますが、向こう側が見えないくらいの広さです。こりゃてもペーターが走り回れる広さじゃないです。クララがちょっと歩いたくらいでは話になりません。おじいさん、牧場ってこんなに広いのね(ハイジ風)。
牧場とちっぽけな私
※「私」は写っていません。
Canon EOS 20D | EF24-85mm | 24mm(換算37mmトリミング) | 1/125 | F10 | ISO100 |
|
ですが、ネット情報で見たのと違って食事ができたり見学ができたりするわけではなく、牧場の中をドライブした後にたどり着くのは、おみやげ屋付きの展望台。以前はここでジンギスカンが食べられたりしたらしいのですが、最近営業規模が縮小されたようです。他に来てた人も「食事はできないの?前はあったのに」と残念がっていました。展望台から先の道も標識によると「作業の邪魔にならないように気をつけてください」のように書いてあり、通れそうな表示なのに閉鎖されていたり。うーん、この辺はネガティブな意味で予想外でした。まぁ、下調べなしで来たのでしょうがないですね。
牛です
Canon EOS 20D | EF24-85mm | 85mm(換算132mmトリミング) | 1/640 | F4.5 | ISO100 |
|
チーズケーキ
Canon EOS 20D | EF24-85mm | 85mm(換算132mm) | 1/100 | F4.5 | ISO100 |
|
この後カーナビの目的地を札幌にセットしたところ予想外に旭川経由で高速を使うという不思議なルートが表示されました。てっきり帯広に戻るのかと思っていたのですが、有料道路優先のオプションになっていたためでしょう。まぁ折角だからこの通りに走ってみるか、ということで三国峠、層雲峡経由で旭川に向かい高速で札幌へ。両側に白樺が生い茂っていたりして、きれいなところでした。三国峠はちょっと休憩した程度、層雲峡は車窓から眺めた程度ですが、回り道した(多分)甲斐はあったんじゃないでしょうか。
ところで、途中にアーチ橋梁のすぐ横を通っていたことは後で地図をみて知りました。フレックスな日だとしても、やはり下調べは大事ですね。
そんなこんなで、暗くなった頃に札幌に到着。まずは名所の一つ(?)「ピースボートセンターさっぽろ」を訪問。その後ホテルにチェックインしたあと早速ラーメンを食べに徒歩ですすきのへ。今日のメインイベントはこれです。札幌にはラーメンを食べに来たと言っても過言ではありません。30分以上並びましたが無事「けやき」のラーメンにありつくことができました。
けやき
RICOH Caplio GX8 | 5.8mm(換算28mm) | 1/15 | F2.5 | ISO400 |
|
しかし、ラーメンで満足しているわけにはいきません。今晩はさらにジンギスカンも食べる予定。腹を空かせるため夜の札幌を散策。札幌は何度も来ているので地図がなくてもどこに何があるか大体把握していて気が楽です。しかし不思議と仕事で来るのと観光で来るのでは違う街に見えますね。
工事中でみすぼらしいテレビ塔にのぼったあと、まだ部分的に開いていたサッポロファクトリーの中をちょっとのぞき、その近くにある知り合いの家でやっているというパーティーへ。初めて会う人とよく知ってる人と久しぶりな人が入り交じっている不思議な空間を満喫したあとは、タクシーでホテルへ。車を降りるとなぜか知らない場所。タクシーの運転手が何を間違ったのかちがうホテルに車を着けていたのでした。それに気づいたときにはもうタクシーは出ていて手遅れ。レシートももらっていなかったのでクレームもできず。北海道ではカーナビ以上にタクシーも信用できないようです。
その後ホテルで仮眠をとり午前2時に起きてジンギスカンを食べに再びすすきのへ。5時まで開いてる「だるま」に向かいましたが残念ながら肉が無くなったとのことで閉店。仕方なく閉店間際の別の店に入りなんとかジンギスカンにありつきました。
【次回予告】
旅はいよいよ終局へと向かうが、光はいまだ見えない。旅がもつ最後の力、呼び起こすのは誰だ!? 次回「クララが歩いた」。君は、生き延びることができるか?