平和台公園 – 九州編5

宮崎最終日の朝は小雨がパラついていました。

東京に帰るのは夕方の便なので結構時間があるものの、天気が悪いためホテルのチェックアウトを11時までのばしてもらい、部屋でのんびりしていました。幸いにもチェックアウトするころには雨が止んだので、徒歩で市街中心に向かい、撮影済みフィルムをキタムラで現像。荷物をコインロッカーに預けて身軽になったところで、市街地からバスで15分程度のところにある平和台公園に行ってみました。

平和台公園は子供のころに何度か行ったのですが、場違いな不思議な塔が立っていて子供心に印象に残っていました。バス停を降りると早速その塔が見えるのですが、森の中に頭だけのぞかせたその塔の姿はまるでマヤのティカル遺跡のようです。

宮崎のマヤ遺跡

宮崎のマヤ遺跡

PENTAX LX | SMC-M35mm/F2 | Kodak Tri-X
階段をのぼると・・・

階段をのぼると・・・

PENTAX LX | SMC-M20mm/F4 | Kodak Tri-X

だいたい「平和なんとか」なんて名前がついているものは胡散臭いと相場が決まっているわけですが、この平和台公園も相当なシロモノだということがわかりました。塔の正面に書かれているのは「八紘一宇」(この意味を知らない人はWikipediaなどで調べてください。ちなみに前に来たときにはこんな文字が書いてあった記憶がないな、と思っていたのですが、調べてみたら戦後一旦この文字が削られ「平和の塔」という文字が書きかえられていたのですが、最近になってまた「八紘一宇」に戻されたそうです)。この塔は皇紀2600年記念に建てられたんだそうです。ちなみに皇紀2600年は1940年(昭和15年)です。

平和の塔?

平和の塔?

PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
中には何が?

中には何が?

PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
八紘之基柱

八紘之基柱

PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 Kodak Tri-X
皇紀2600年記念塔なんです

皇紀2600年記念塔なんです

PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
ビーン

ビーン

RICOH Caplio GX8 | ISO100

平和の塔の横にはハニワ園があります。ここに置かれているものはもちろん古墳から出土した埴輪ではなく、そのレプリカなのですが、それぞれなかなかいい表情をしています。

踊る女

踊る女

PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
踊る男

踊る男

PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
名無し

名無し

PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X
何かを見ている?

何かを見ている?

PENTAX LX | SMC-M40-80mm/F2.8-4 | Kodak Tri-X

これで宮崎観光も終了かな、と当初は思っていたんですが、ここにきて青空が見えてきました。時間がまだ少しあるし、せっかくなのでもう一箇所行きたい所に行ってみることにしました。
というわけで、つづく。

(レンズデータはメモを元にしていますが、ところどころあやしい・・・)

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