サイト作って思ったこと

インターネット文化が日本に輸入されて10年。技術的にも内容的にも随分進化しましたね。

僕の場合はhttpプロトコルでのやりとりだけでも、ホームページブログとmixiがあるわけですが、どこに何を書いたらいいのかいつも迷います。というのも、インターネットというのは見ている人が誰なのかよくわからないからです。

だいたい僕がmixiでやりとりしているのは95%くらいの人が知ってる人(面識のある人)です。ブログを見ている人はおそらく知ってる人と知らない人が半々。ホームページは元々フリーソフト「AUTLA(あうとら)」を公開することが目的だったので、見ているのはほとんどがユーザ、つまり面識のない人ばかりでしょう。mixiをはじめたときにブログとの棲み分けをどうするのかいろいろ考えたんですが、面識のある人にはmixi、ネット上でしか知らない人にはホームページを見てもらい、そのどっちにも見てもらうのがブログ、という棲み分けを考えました。だからmixi日記はブログそのままではなく、その中から知人に見てほしいものだけを抜粋したものになっています。その結果ほぼ考えた通りに運用できてるのではないかと思います。これはこれでいいアイデアだと思いました。

またまた花火

またまた花火

Canon EOS 20D | EF24-85mm | 24mm(換算37mm)付近 | 1s | F3.5 | ISO400 |

※写真と本文は関係ありません。

ところが、ホームページに載せたい内容が多様化しました。ドメイン名がautla.comということもあり相変わらずAUTLA(あうとら)主体を装っているホームページですが、たとえば次のようなことがときどきあります。

  • 2chのガンダムOFFで知り合った人に「ホームページ見たんですが、ガンダムに関する事は全然書いてないんですね」と言われたりしました。
  • ピースボート関係で知り合った人に「靖国参拝問題については何も書いてないの?」と言われました。

直接であれネット上であれ、いろんな経緯で知り合った人がいて、その人によって僕のホームページに期待している(てっきり書いてると思っていた)内容があまりにも違うんですね。もちろん「その内容はサイトの主旨と違います」といって済ませるのが普通です。ホームページ作成の大原則は「何のページなのか明確にすること」。AUTLA(あうとら)のサイトならAUTLA(あうとら)のことをきちっと載せてればいい。それ以外があると見に来た人が混乱する、と。

ところが、今回ホームページを作り直すに当たって考えたのは「本当にそれでいいのか?」ってこと。ネットは雑多なんだからサイトに載せてる情報も雑多でいいんじゃないか、俺のサイトは俺のアーカイブでいいんじゃないか、AUTLA(あうとら)ユーザが靖国問題考えても(考えなくても)いいんだし、ガンダム好きな人と河童について議論しても(しなくても)いいんじゃないか、と。コンセプトが明確で親切すぎるサイトはユーザの脳を鈍らせる。これからのネット社会人は雑多な中から情報を引っ張り出す能動性を持つべきだ、と。う~ん、僕はやはりリゾーム主義者なんですね(笑)。

過去のページを整理しながらこれは捨てる、これは再利用する、これはそのままコピーする、とあれこれ考えていると、ホームページは自分のアーカイブだと本気で思いました。誰のために更新し続けているかって、やっぱ自分のためですよ。カテゴリ分けを考えると自分の興味範囲が見えてくるし、過去のコンテンツを再分類していると、あれからどのくらい遠くに来ているのか、とかいろんなものが見えてくる。ブログもいいけど時系列に垂れ流してるから思い出くらいにしかならない。ホームページというのは似てるようで違う。その時その社会に生きる自分が、自分なりに見えているものをまとめる作業。リンクの張り方とか文体とかデザインとか全部が見えてる社会と対応している。手癖とか手垢のようなものが付いてる。それが大事。今回きれいにしたから古い手垢は消えちゃったけどね。その垢は自分だけがわかればいいものだからそれでいい。

今回ホームページを全面改定しててこれに気づいたのは、予想外の収穫だった。「自分探し」の旅に出るくらいならホームページ更新し続けてときどき再分類したらいい。多分そこに「自分」がいるんですよ。「自分」はインドとかアフリカなんかにはいませんから(日本人なら)。あ、でもピースボートは面白いからぜひ参加してほしいですね。

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