とりあえず一枚

昨夜は1ガロンのD-76現像液を作るところからはじめ、なんとか5本のモノクロネガフィルムを現像しました。・・・が、それはまだ整理できてないんで、DPE現像に出したカラーをとりあえず一枚。

無題

無題

PENTAX LX | SMC-M20mm/F4 | KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 400

これが何なのかはまた後日。

カラーネガの現像は55ステーション高田馬場店に出したんですが、水滴の跡がついててすごく汚いネガが上がってきました。格安のローソン現像でもこんなになったことはありません。もはやネガの扱い方をちゃんと知ってる店員の方が少ない時代なんでしょうか。こんなことなら今度からはカラーの現像も自分でやろうかな、と思ったり思わなかったり。

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帰ってきました

久しぶりの九州でした。

都知事選につづいて熊本市議選に出ていた外山恒一の応援と、三月に亡くなった祖母の法事(四十九日)in宮崎、その後久しぶりの宮崎をブラブラ、という感じでした。特に宮崎では、前回会ったときには小学生だった従兄弟が子供と奥さんを連れて来てたり、25年ぶりくらいに再会した叔父さんが、実はうちからチャリで10分くらいの近場に住んでることが発覚したり、となかなか楽しい数日間でした。

詳しい話は、写真を現像してからにします。写真はほとんどフィルムで撮ったので、とりあえず現像液つくるところから始めます。あ、でも写真には相変わらず人がほとんど写ってないんですけどね。

がんばれ、写真業界

昨日は写真好きにはいいニュースが舞い込んできました。

デジカメ時代の煽りを受けて、近年は古くからのカメラメーカーやフィルムメーカーの倒産や撤退が相次いでいました。その中でも大きかったのが昨年のコニカミノルタのフィルム事業とカメラ事業両方の同時撤退。KONIKAとMINOLTAがこの時代を生き抜くために合併したにもかかわらず、業績不振で完全撤退というニュースは、「伝統のカメラメーカーはデジカメ市場では戦えない」「もう写真の時代は終わりかも」という悲しい予感を感じさせるものでした。カメラ事業はなんとかソニーが引き継いだものの、時代遅れのフィルム事業はどこにも買い手がいないため、あの旧サクラカラーの系譜は先月2007年3月31日にとうとう途切れてしまった・・・、と誰もが思っていました。

ところが!です。昨日、大日本印刷(の子会社)が突然コニカミノルタの写真用フィルム「センチュリアシリーズ」を5月より発売する、というニュースが舞い込んできたのです。これは寝耳に水、コニカミノルタの一部の事業をこの会社が引き継いだことはこれまでにもわかっていたのですが、まさかフィルム事業を引き継いでいるとは予想だにしませんでした。むしろ「フィルム事業は引き継がなかった」という情報が流れていたくらいです。

センチュリア

センチュリア

Canon EOS-10QD | INDUSTAR 50-2 | KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 400

考えてみればコニカミノルタの撤退はあざやか過ぎでした。撤退宣言をしながらも一年間何事もなかったかのようにフィルムを継続販売し、最終撤退日を過ぎた途端に店頭からきれいさっぱりなくなる、というのは工場を閉鎖するのであれば通常ありえないことです。継続販売していたのは事業売却の手続きを行う間も工場を稼働させるためだし、あざやかに消えたのは売却先から新しいパッケージで発売されるからなのでした。そしてそれからわずか2週間で今回の発表です。本当におどろきました。ソニーが引き継いだカメラ事業も当初の「どうせ旧製品のサポートはデジカメだけだろう」という大方の予想を裏切り、KONICAやMINOLTA時代の古いマニュアル銀塩カメラでさえソニーが修理を受け付けているという意外な事態になっています。とにかくコニカミノルタの遺産はほとんどが相続され、なんとか継続運用されているといえるでしょう。

そこにいくと、昨年は異常な伸びを見せ好調だったペンタックスが何やらキナ臭い状況になっているのが心配です。市場の評価も概ね好評だったHOYAとの合併話がここにきてこじれてしまいました。ペンタックスは時代になんとか食い付いた「ギリギリ勝ち組」というポジションにあると思うのですが、こんなところでつまずいてほしくないものです。そしてどんな形であれ僕の古いペンタックスカメラを末永く修理できる未来であってほしいと思います。

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土曜日の午後

今日は午後に横浜で仕事があったため、昼過ぎに渋谷から東横線で横浜に向かいました。ところが横浜到着直後にその仕事がキャンセルになり、そのまま向かいのホームに乗り換えUターン。しかしこのまま渋谷に戻ってしまうと一区間も移動していないのに料金を取られてしまってバカみたいなので、なんとなく中目黒で下車。渋谷まで散歩しました。

NAKAMEGURO

NAKAMEGURO

PENTAX Super-A | SMC-M40/F2.8 | Fuji SUPERIA Venus 800 | F11 | 1/250

中目黒はあまり行ったことが無かったんですが、古本屋とかいい感じの店が並んでたのでぶらぶら立ち寄りながら帰路につきました。

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描きました

今年は絵を描く年にする、と宣言していましたが、やっと一枚描き上げました。

東京上空

東京上空

F10 | キャンバスにアクリル

アクリル絵の具を使ったのははじめてだったので相当苦労しました。ちなみにパースが変なのは意図的なのでそういうつっこみはしないように。描くことを優先するために部屋の中がすごいことになっていたのですが、これでやっと片付けられます。

で、実物はこちらに展示されます。

期間:2007年4月27日~5月3日
場所:東京・池袋BEMATER

http://www.peaceboat.org/info/art9/index.html

時間がある人は見にきてください。

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都知事選雑感

終わりましたね。都知事選。

こういうネタは法律がややこしいので選挙期間中には書きにくいんですよね~。統一地方選ともなると日本中にたくさんの候補者がいるわけで、知り合いが出馬する、なんていうのはあたりまえ。むしろ知り合いがだれも出てない選挙なんてほとんど無くなってしまいました。客観的に選挙の様子を書くことと誰かの応援をすることの境目がほんとむずかしい。

統一地方選自体はまだ後半戦がありますが、注目の都知事選についての雑感を。

前に書いたように知合いが出馬したり議員になったりするのは珍しくないんですが、今回は都知事選。ある意味国勢選挙以上の注目度です。今回の選挙での僕の立場は超消極的浅野支持なおかつ外山支援でした。テレビや新聞では「石原vs浅野」の戦いばかりが報じられていましたが、一方でネットメディアを中心として「外山vsそれ以外」の戦いが演じられていました。今回の都知事選の本質をついているのはやはり後者ではないかと思います。言い替えるならば「外山vs選挙制度」の戦いだったと思います。石原vs浅野はどこでも報じられているしそれ以上の情報もとくに知らないのであえて言いません。最後の新宿演説を聞きに行きましたがその時点で結果はおおよそ見えてしまいました。なのでここでは「外山vs選挙制度」の戦いについて書きます。

丹下さん、雨漏りします。

丹下さん、雨漏りします。

RICOH GX8

知らない人のために言っておくと、外山の政見放送だけが興味本位でYoutubeやニコニコ動画などのサイトにアップされ、繰り返し視聴されていたことが話題/問題となっていました。もちろん動画をアップしたのはどこの誰とも知れない愉快犯だと思いますが、今回は「特定の候補だけ見れるのは公平でない」というわけのわからない理由からネット上から削除されるという事態になりました。

なぜこの削除理由がわけがわからないかというと、動画サイトはサイト管理者が動画を選んでアップするマスメディアではなく、視聴者が動画をアップするコミュニティだからです。他の候補の動画がアップされていないのは他の候補の政見放送が注目されてないからたまたま誰もアップしなかったというとても公平な理由だし、もし望むならばより公平にするために選挙管理委員会が他の候補の動画をアップすることだって容易だったわけです。

言うまでもなく、テレビの政見放送の流れる時間や回数がどの候補も同じになっているのは、見る機会を公平にするためですが、一方ネットは双方向メディアなので動画サイトでは見たい人が見たいときに見れるわけで、それを視聴回数をもって平等でないと判断するのはナンセンスです。ネットでのアップロード数や視聴数はマスメディアでいう場合の報道量に対応するものではなく、むしろ視聴率に対応するものです。ということはネット上の動画を削除する行為は特定候補の政見放送が流れているときにテレビを切るとかチャンネルを変える不公平な行為といえます。

問題を整理すると、匿名の誰かが動画サイトに特定の候補の政見放送をアップしたのは公職選挙法に抵触する行為である可能性はあったけれども、有権者の民主的な行為であることは間違いない。とすれば問題はアップした人にあるわけではなく、ネット時代に対応できない公職選挙法にあるわけです。

時代に対応できてない制度、という点は一部のネットメディアでも批判されていました。通常はこういう特定泡沫候補に関する話題を選挙期間中に取り上げることはありえないのですが、さすがにセンセーショナルだったためか候補名を書かないという対策を講じた上で報道されていました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070403-00000055-zdn_n-sci

選挙期間が終わったため、この件に関しては各メディアでも取り上げられることになるでしょう。その結果今後の選挙制度がどうなるのかが見物です。ネットを利用した選挙活動が解禁になったり、いつでも誰でもネットで政見放送が見られるようになったりといった方向に向かうのか、それともネット上の規制をより強化するというった安易で時代錯誤な方向に向かうのか。

ではまとめます。今回の都知事選では浅野は都政に風穴をあけることができませんでしたが、外山は選挙制度に風穴をあけることができました。つまり「浅野vs外山」の異種格闘技戦は外山の勝利です。ただし選挙制度の改善は外山の目指すところでは無いハズなので(民主主義を否定しているわけですから)、これは外山からのプレゼントということで選挙制度改革派の人はこのきっかけをありがたく受け取っていい選挙制度を作りましょう。

あ、外山の選挙戦全体(Youtubeや2chで話題になったり、Yahooで検索キーワードNo1になるほどの彼そのものの言動とか、高円寺に集合して何が行われていたのか、など)のことも書こうと思いましたが、そもそもまだ最初の一歩が終わっただけなのであえて書きません。気になる人はネット上にあるブログや2ch、mixiなどの情報を拾い読みしてください。もしくは彼に直接電話するなり熊本市新市街アーケードに8時に集合するなりしてください。

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ジェッソ塗りまくり

そんなこんなで今年も4分の1が終わってしまったわけですが、なかなか思ったようには時間がとれないもので、やりたりないことばかりがいろいろ思いつきます。

が、とりあえず写真はそこそこ撮ってて、絵もぼちぼち描いてるので、何もやってないわけでもないです。チャリはぜんぜん乗ってない・・・。あったかくなってきたのでそろそろ走りに行きたいところです。2月には2度ほど釣りに行きましたがその後は行けてないです。5月に入ったらまた行く予定です。

関係ないですが、黒川って川が熊本にはあります

関係ないですが、黒川って川が熊本にはあります

RICOH GX8

あと、ほとんど何も手伝ってないですが、都知事選ももう終わりです。これについては公職選挙法の関係から選挙が終わってから書きます。

というわけでこれからもうひと塗りして、それから出勤です。

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PS3はやはり凄かった! その1

既に書いたように、『ガンダム無双』をやりたくてPLAYSTATION3を買いました。

巷では高いだの落ちめだのゲームタイトルほんとに増えるの?だの、いろいろ批判的なことも言われていますが、はっきり言いましょう。

これはスゴいです

言っておきますが僕は新し物ギライなんです。最新技術とかデジタルツールなんか追いかけるのはバカバカしいと思っていて、「MP3プレーヤなんかいらない。カセットテープで十分」と思っていまだにカセットウォークマンを使ってます。カメラだって銀塩フィルムカメラです。しかもはっきり言ってぜんぜんゲーマーではなく、一年に1タイトル買うかどうかくらいです。ですから新しいゲーム機が出たらすぐ買う、なんて性格ではもともとありません。また、僕は80年代はソニーが好きでしたが、今では大嫌いです。うらみもあります。VAIOなんか買う人の気が知れないです。昨今の業績悪化についても「ソニーもここまで落ちたか、自業自得だな」と思っています。しかし、だからといっていいものを批判することはできません。PS3はスゴいです。

先ほどPS3を買ったのは「『ガンダム無双』がやりたかったから」と書きましたが、厳密には違います。「もともとほしかったけど、様子を見ていた。で、『ガンダム無双』の登場で我慢できなくて買った」というのが正しいのです。じゃあ元々なぜ欲しかったのかというと、これがあればパソコンがいらないからです。正確に言うと、今住んでいるマンションは一人暮らしにもかかわらず2部屋あるんですが、一部屋にパソコンやいろんな機材類があり、もう一部屋には本棚やベッド、そしてテレビがあります。テレビのある部屋の方が普段くつろいでいる場所なんですが、ここでまったりインターネットに接続したい、というのが僕の願望でした。仕事でずっとパソコンに向かってるんだから家に帰ってまでパソコンに向かいたくはない。しかし、mixi読んだりブログ書いたりはしたい。しかし携帯の画面は小さいので好きじゃない。だからテレビでそれができればいいなぁ、とずっと思ってました。PS3をつなぐとそれができるんです。これはやってみると予想以上に快適でした。残念ながらハイビジョンテレビはまだ持ってないのでパソコンほどの使い勝手になるのは後々、ということになりますが、それにしても明日の天気とかテレビ番組表とか地震速報とかニュース程度ならキーボードなしでコントローラで操作してYahoo!あたりを見るだけですから簡単ですし、PS3ならパソコンを起動するほどの待ち時間も必要ありません。

それから、上と言ってることが違ってきますが(^^;)PS3はそれ以外の用途でもパソコンとして使えます。これはくつろぎモードではなく仕事モードに近いテンションのときの利用方法で、これを読んでる人でやりたいと思う人は少数だと思いますが、PS3にLinuxをインストールしてそこで普通のパソコンとして使えます。これはエンジニアとしてはぜひとも試さねばならない機能であり研究対象なのです。これについてはあらためて日誌を書いていきたいと思っています(読みたい人はよんでね)。

ということで、ゲーム以外の部分に惹かれていたPS3ですが、やはり安定性とか金額とか考えるとちょっと待って買った方がいいんじゃないか、という気持ちがあり11月に即買いというのは避けました。まぁどのみち入手困難だったというのもありますが。ところが年末に突然『ガンダム無双』の発売がアナウンスされました。しかもこれから制作とかいう話ではなく、もうほぼ完成状態で、発売は春。この時に思いました。

今買わなくていつ買うのだ!?

そんなこんなで『ガンダム無双』発売初日にPS3本体も一緒に(もうひとつのガンダムゲーム『ターゲットインサイト』も加えて)購入したのです。

つづく。

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あれ~3月も終わるよ~

あ! っという間に時間が過ぎてしまって、なんか書こうと思ってたこととかあったのに書かないうちに忘れてしまった・・・。とりあえずこの2ヶ月はこんな感じ。

・腱鞘炎みたいな手が痛い謎の症状が1ヶ月くらいつづきましたが、最近はだいぶ良くなりました。
・今年は確定申告もギリギリ間に合いました。
・祖母が亡くなったと実家から連絡がありました。
・絵を描いています。
・未現像フィルムが10本くらいたまってます。

で、今度こそほんとに、

PS3を買いました!

これについてはまた今度あらためて。

※スパムの被害がひどいのでコメント欄は当分無くすことにしました。mixiに入ってる人はmixiの方のコメント欄を利用してください。そうじゃない人は対策できるまではゴメンなさい。

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CodeGearデベロッパーズキャンプ

BorlandからCodeGearになって初めてのデベロッパーズキャンプに行ってきました。

ロードマップに関しては、JBuilderに関する情報は特にアップデートはなく、主にDelphi for Win32とDelphi for PHPの話でした。

Delphi2007 for win32(と今後は呼ぶらしいですが、要するに.NETじゃない方のObjectPascal版Delphi)はHighlanderの前に一回刻んだ形のリリースです。てっきりHighlanderが2007だと思っていたのですが違うようです。

しきりに「3年前には誰もが.NET一色になると思っていたが、実際はそうならなかったのでWin32は今後も重要なソリューション」などと言っていたのですが、「おまえは本当に.NET一色になると思っていたのかよ!」と言いたいです。たしかにMicrosoftはかつて「Longhorn以降はWin32APIは消滅する」と言っていましたが、そんなことをホントに信じていた人には僕は会ったことがありません。BorlandがMicrosoftを立てなければならないのは大人の事情があるからでしょうが、それにしてもこの辺の発言には「相変わらずの会社だなぁ」と言わざるをえません。

DBX4のソースが公開される点はいいと思いました。ただ、これも大人の事情ですがFirebirdはサポートせず、「みなさんの中にはFirebirdをお使いの方も多くいらっしゃると思いますが・・・」ソースが公開されているので独自に対応してください、とのことです。

また、ビルドシステムがこれまでのDelphi独自のものから、MSBuildに変更になりました。これはまぁ、メリットの方が多いのではないかと思いますが、for Win32がそんなに.NETに依存するのはどうなんでしょうね。また、これの採用によってDelphi独自のビルドシステムは廃止になるだろうことを考えると、もうKylixは出てこないんだな、ということも同時に実感せざるをえません。

今後のDelphiの方向性として.NET3.0、Unicode、64Bitの順に進んでいくとのことですが、時代の流れからしてあきらかにUnicode対応が遅すぎると思います。デモでも「DBX4のDBアクセスはUnicodeをサポートしますが、ヴィジュアルコンポーネントがまだサポートしていないのでサードパーティのコンポで・・・」とか言ってました。たぶんBorlandは伝統的に2バイトへの理解が浅いので、ここは日本のボーランドが頑張って本社にプッシュしないといけないところだと思います。

次にDelphi for PHPですが、これは発表と同時に興味をそそられたのですが、デモを見るとさらに欲しくなりました。おそらく既存のPHPアプリのメンテナンスには使いづらいと思いますが、新規プロジェクトでAJAXをやろうとすると、かなり強力なツールになると思います。国際化対応が遅れている問題をはやくどうにかして欲しいところです。

今後はDelphi for Rubyは決定、PythonとPerlについてはラボで実験的に作っているものの製品化は検討中、だそうです。一部報道ではDelphi for Pythonもリリース予定となっていたのですが、そこまで現実化してはいないという印象でした。

それにしてもこのネーミングはどうにかならないのでしょうか? Delphi for のあとにくるものはプラットフォームなのかAPIなのか言語なのか・・・。Delphi for Win32、Delphi for PHP、Delphi.NET、Delphi for Python、Delphi400。Delphi for PHPというならC++BuilderはDelphi for C++であるべきだし(実際Delphi for PHPでは既存Delphiのライブラリを使えるわけではないが、C++Builderでは使えるのだから、関係としてはDelphi for PHPよりはC++Builderの方がDelphiに近い)、互換性の低いKylixだってDelphi for Linuxで良かったはずです。最近はObjectPascal言語と呼ぶよりDelphi言語の方が通りが良くなったし、Delphiという呼称はObjectPascal限定にしとかないと混乱するだけです。一番意味不明なのはTurbo Delphi。Delphiが言語を指さないことになった今、Turbo Delphiじゃなんのことだかわかりません。

で、購入するかどうかですが、個人的には両方買うつもりです。PHPの方は日本語版を待ちますが。職場に導入するかどうかはもちょっと検討しないとなんとも言えません。PHPはまだ導入はないでしょう。Delphiはここから数年安定版が出ないと読むならば、ここで買わざるを得ません。なにせいまだにDelphi5を使ってますから。

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