かぼちゃとトマトのパスタ

完全に思いつきですが、残り物でつくったパスタが意外にうまかったので、メモとして残しておきます。

材料(1人分):かぼちゃ1/4個、ホールトマトの缶詰、ワイン、唐辛子、塩、コショウ、パスタ麺

作り方:かぼちゃ1/4をラップでくるみ電子レンジ500Wで5分。皮を爪で押して軟らかくなってることを確認。フライパンでホールトマトをつぶしながら炒める。やわらかくなったかぼちゃを3~5cm角位に切ってフライパンに入れる。水気がたりなくなるのでワインをいれ、塩、コショウ、唐辛子で味付けをする。ゆでたパスタをフライパンにいれてからめる。以上。

※反省点:油を全く使わなかったのでパサパサする。油を使って炒めるかオリーブオイルをからめたパスタを入れるほうがいいかも。

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彫ってます

年賀状版画製作の進捗です。

今日は休みだったので、勢いで今日中に刷りまで行こうと思っていたんですが、ぜんぜんダメでした。まだ彫りの10分の1くらい。彫刻刀握るのも20年ぶりくらい?なので勝手を掴むのに時間がかかりました。30分くらい関係ないところを彫って練習したりとか。

この調子だと、彫りだけであと20時間くらいかかるかな~。

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ゴーヤパスタ

今夜は仕事帰りにスーパーに寄り、100円セールだったので野菜をたくさん買い込みました。しかし家に着いたときにはすでに空腹だったため、飯が炊けるのを待つような悠長な精神状態ではなく、パスタを作ることにしました。

ざっと眺めたところパスタの具に使えそうな物はたくさんありましたが、なんとなく冒険したくなってゴーヤのパスタを作ってみました。作るまではゴーヤとパスタが合うのかどうかすらよくわかりませんでしたが、結果的には非常にうまかったので、メモとして残しておきます。

材料:ゴーヤ、しめじ、ホウレンソウ、ツナ缶、ゴマ油、オリーブオイル、ニンニクスライス、唐辛子、塩、コショウ、味覇(中華だし)、パスタ麺
作り方:材料を炒めてパスタにからめる。以上。

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年賀状作りはじめ

「今年は版画」と宣言したので、昨夜~今朝にかけてどんなデザインにするかいろいろ考えていましたが、早くも大体決まりました。大掃除は大体終わったし、今年は意外に動きが早いな>俺。

で、この版画ですが、はっきり言ってすごいです。年賀状で版画、と言って想像するのとはちょっと違います。もし完成すればだけどね。

っていうか、デザイン考えるのは簡単だけど版画って彫ったり刷ったりにどのくらい手間がかかるのかな? 勢いでラフを描いてはみたけれど、今のところ5版13色!!いやムリでしょ?これ。ハガキサイズだし。最終的には4版8色くらいに抑えたいな。木版のつもりだったけど手間とかもあるのでおそらくリノカットに変更するでしょう。

版画の基礎についてはネット上の情報を調べてみたけど、今のところ絵の具と仕上げがよくわからん。雨粒がついても流れたりしないようにするにはどうしたらいいんだろ。

とりあえず今週末あたりから彫り始める予定です。

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音楽いいよ、音楽!

ここ最近、写真方面の興味ばかりだったので音楽関係には非常にうとく、新譜情報のチェックなど全くやっていませんでした。

気づいたらコーネリアスの新譜がでているじゃないですか!?ちょっと誰かそういうことは早く教えてよ!ってことで早速買ってしまいました。ついでにジャミロクワイのベスト盤も。では、コーネリアス「SENSUOUS」と「BREEZIN’」の感想を。

うーん、相変わらず好きな事をやってるって感じで好感が持てますね。こういうなんというか、わかる人にしかわからない、という選民思想的な言葉を使わざるを得ないような音楽。ちゃんと音楽を聴き込んできた人にならビビっと来る音楽。なんでこんな変な音楽なのにポップな作りにできるのか不思議でなりません。まぁ「Point」からそんなに変わってないっちゃ変わってない。あれからもう5年ですか、時が経つのは早いものです。2年ぐらいしか経ってない気がします。

「CUE」のカバーもいいっすね。ちょうど最近久しぶりにYMO聴いていたのではまりました。スケッチショウのDVDでも「CUE」で小山田君がギター弾いてますが、あれもいいです。クラムボンの時も思いましたが、YMOのカバーはテクノ系じゃない人がやった方がいいと思いますね。

ついでにインタビュー記事や批評が載ってる雑誌も一通り目を通しましたが、なんか気の利いたことを言おうとして言えてない記事ばかりで幻滅しました。スノッブな感じのコメントを期待して質問したけど普通の答えが返ってきて戸惑ってる、みたいな。音楽を言葉で語るのは想像以上に難しいんですね。もう90年代のボキャブラリーではムリなんだと思います。

・・・というわけで、ひさびさに音楽の楽しさを再発見しましたので、ここ数ヶ月分の新譜リリースをチェックしなおしてきます。

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部屋の模様替えというか大掃除

今日は休みでした。

ずいぶん前から部屋の収納を増やすべく改造計画を実行しているのですが、今回やっと第三段。本命の机の入れ替えを実行しました。

これまで使っていた机は8年くらいまえから使っているもらい物で、幅が狭い以外にはとくに問題はなかったんですが、カラーボックスのような軽量の合板でできていて耐久性がないため、その上に棚を置くようなことができないということで今回の収納倍増計画では撤去し新しい机を購入することにしました。といっても買うのは机じゃなくて棚。前回に引き続き組み立て家具ルミナスを使って棚つきの机を作りました。って前回書いたはずのブログが見つからないんですが、もしかしてあの頃はmixi日記だったかな。まあいいか。

机

今回はルミナスプラスというシリーズで組みました。ほんとは家の中に点在している他の棚と同じレギュラーシリーズで組みたかったのですが、幅120cmで奥行き35cmというのがレギュラーシリーズにはなかったのでしかたなくプラスになりました。

パソコンや本棚などを撤去するのに2~3時間。ルミナスの組み立てには4時間くらい費しました。本来1時間もあれば組めるはずなんですが、机にするために高さを変えたり強度を確認したり試行錯誤がつづいたため予想以上に時間がかかりました。おかげでなんとか納得のいく形になりました。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、棚が付いただけでなく、机の幅が明らかに広くなっています。あときれいになってますね(笑)。でも、きれいになっているのはここにあった本や小物などがなくなっているからです。じゃあ、それらは一体どこにいったのかというと・・・・まだ部屋に散在しているんですね。

部屋

見てください。空き巣にでも入られたかのようなすごい状態です。どうしよう、寝る場所がない・・・。

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財布忘れた~!

今日は家に財布を忘れてしまいました。チャリ通勤なのでときどきあることです。

昼食を買いにいくときにそれに気付き、取りに帰るか考えましたが面倒なのでついに・・・

Edyデビュー

・・・しました。Felica付きの携帯を昨年から使っていて、Edy用のiアプリをインストールしたり3000円だけチャージしたりはしていたんですが、これまで使う機会が一度もありませんでした。何しろ新しいもの嫌いなんで、なぜ携帯を財布代りに使うのか全く理解できてませんでした。しかし使ってみると便利ですね!・・・そうかな?

うーん、今日のように財布を忘れた、って時には役に立つなぁとは思いましたが、日常的にこれで支払うかというと、たぶんそれはないですね。なんというか支払っているという実感がなくて、ゲームの中で買いものしてる感じです。というか資本主義はもともとマネーゲームの世界なんですがね。

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これは何の光だ!?

昨日は休みでした。

朝から先月買った自転車のメンテナンスをしました。新車はブレーキとかディレーラー(変速機)が狂いやすいのです。今日は初の試みでホイールの揺れ取りというのをやりました。タイヤの微妙な横ゆれを取りのぞく作業です。これはすごく地道な作業なんですが、やりだすと楽しくてハマってしまいます。きっと世界中でもっとも日本人が得意なのではないかと思います(根拠なし)。

思えばこの自転車、買ってからほとんど通勤にしか使っていないというもったいない状態でした。そこでメンテナンスを終えてから買い物ついでにひとっ走りしてきました。諸事情があってフィルム3本分の写真を撮ってきました。
諸事情の説明はあとまわしにして、とりあえず写真を。

何でもない、ある場所

何でもない、ある場所

Canon EOS10QD | INDUSTAR 50-2 50mm | Konica Centuria Super 200 |

よくこのような写真について「何を撮ってるの?」とか「意味(意図)は?」と聞かれるのであらかじめ言っておきますが、とくに意味はありません(笑)。ごらんのとおりなんでもない写真で、綺麗な景色も笑えるツボもありません。散歩写真とか街角スナップと呼ばれるジャンルの写真と説明することもできますが、少なくとも撮った時点では何かの意味があるわけではありません。他の写真と対比することによって見るときに意味が生まれることがあるかもしれないし、ないかもしれない。また、将来東京が地震で崩壊してこの風景がなくなってしまったら、もしかするとその時には意味が出てくるのかもしれません。そういう写真です。じゃあ、なぜそんな写真を撮るのかというとこれまた意味がないので理由がありません(再び笑)。

光が丘の煙突

光が丘の煙突

Canon EOS10QD | INDUSTAR 50-2 50mm | Konica Centuria Super 200 |

なんとなくふらっと行った先が光が丘でした。昔警備員のバイトで光が丘に行ったことがありますが、それ以来なので10年ぶりくらいです。まあ何も変わってませんが。光が丘のランドマークはこの煙突ではないかと個人的には思っております。

光が丘の気になる木

光が丘の気になる木

Canon EOS10QD | INDUSTAR 50-2 50mm | Konica Centuria Super 200 |

この木はなんとなくぽつんと立っていたので撮ってみました。

光が丘のゴミ箱

光が丘のゴミ箱

Canon EOS10QD | INDUSTAR 50-2 50mm | Konica Centuria Super 200 |

「この写真には作り物の自然と大量消費に埋没している人間社会に対する問題提起がこめられている」とかなんとか言われると、そういえばもっともらしい写真に見えなくもない、って気になりませんか? あ、なりませんか。

では、「この写真独特の寂れた感じは、かつてアメリカと世界を二分したと言われる今は亡きあの旧ソビエト連邦で作られた名レンズ『INDUSTAR 50-2』と、デジタル自体のあおりを受けフィルム生産を終了したコニカの数少ない在庫フィルム『Centuria Super 200』という絶妙な組み合わせでしか表現できないものである」と言われたら、そういえば自分も所詮ゴミみたいなもんだし、いっそこの写真の中に入って戯れようじゃないかというような不思議な気持ちになりませんか? あ、なりませんか。

光が丘の光

光が丘の光

Canon EOS10QD | INDUSTAR 50-2 50mm | Konica Centuria Super 200 |

小さく写っている老人とその向こうにさらに小さく写っている子供。さらにその先に黒くてよく見えないけどお母さんがいる。日本社会が失っている「何か」について語りかける写真。そう、この先にきっと明るい未来が待っているハズだ。ここには希望の光が写っているのだ。ホントかよ。

・・・というわけでフィルム3本分の写真を撮って家に帰ってきました。で、なぜそんなに写真を撮らなければならなかったかというと、うちに未現像のフィルムが7本あったからです。あと3本撮れば10本。10本あると何ができるかというと、10本あると現像ができるのです。

はい、意味不明ですね。フィルムは1本から現像できます。しかし、僕は今回自分で現像しようと思ったのです。つまりこの休日のミッションは「フィルムを自分で現像する」です。しかもカラーフィルムの現像です。これは非常に高難度です。おそらく今時日本でフィルムのカメラを使っている人は全体の約15%。自分でフィルムの現像をできるひとはそのうちのさらに5%程度でしょう。そしてその中でもカラーフィルムの現像をやる人は数%です。つまり要するに大変なことなのです。

あ、10本の説明ですね。カラー現像のための薬品は保存がきかないのでほぼ使い捨てなんですが、一回分の薬品で10本のフィルムを現像できるのです。1本だろうと10本だろうと薬品代が同じ。だったらあと3本撮った方が特じゃん! とそういうわけです。しかも使っているフィルムは1本100円のたたき売りフィルムなのでこんなイージーな撮影にも使えるというわけです。

モノクロの現像はこれまで数えてないくらいやってますが、カラーは初めてでした。ところがまあなんのことはなくて普通にできちゃいました。上の写真は全部昨日自分で現像したネガからスキャンした写真です。はい、じゃあ「デジカメでもなく、お店で現像を頼んだんでもなく、自宅の台所で現像した写真だよ」と言われて写真を見返してみると、どうですか?なかなか手の込んだ写真に見えませんか? あ、見えませんか。

では、残り7本からもいくつか載せておきます。

空飛ぶ自転車

空飛ぶ自転車

Olympus Pen-D3 | ZUIKO 32mm/F1.7 | Kodak GOLD 200 |

これはいつだっけなぁ。7本とかためとくと撮ってから現像するまでに時間がかかるので詳しいことを忘れちゃう反面、写真を新鮮に見れるから楽しいです。あ、これ山下埠頭の近くの路地です。ということは3ヶ月くらい前ですね。

何でもない、ある場所 2

何でもない、ある場所 2

Olympus Pen-D3 | ZUIKO 32mm/F1.7 | Kodak GOLD 200 |

これも同じフィルムだけど、同じ日じゃないし多分1ヶ月くらい前後してるんじゃないかな。よくわかりません。同じタイトルでもその場所の知名度が違うと意味も違いますね。

クロスプロセス-公園

クロスプロセス-公園

Canon EOS10QD | Kodak DYNA High Color 100 |

これはクロスプロセスです。クロスプロセスは普通の写真屋さんではやってくれません。専門の業者に頼むか、自分でやるしかありません。実は僕はクロスプロセスをやるために自家現像をしようと思ったのです。なのであとのフィルムは10本に合わせるためのついでです。クロスプロセスってなに?ってことを知りたい人はこちら

北海道・最終日

そして北海道旅行もいよいよ最後の日。しかも格安航空券なだけに時間が中途半端。14時には新千歳空港でレンタカーを返却しなければなりません。結果、4日間の中でもっともハードスケジュールな日となりました。

まずはせっかくチケットを持っているので時計台へ。日本三大ガッカリの一つに数えられるここには実は何度も来たことがあります。しかし、記念写真を撮ってる人を横目に通り過ぎるばかりで、これまで中に入ったことは(立ち止まったことすら)一度もありませんでした。中が時計博物館みたいになっているのは予想外でしたが、演舞場なのに無理矢理時計にこじつけて観光地化してるという違和感は否めませんでした。まぁ、ガッカリもイベントの一つとしては重要ですね。

時計台の中

時計台の中

RICOH Caplio GX8 | 5.8mm(換算28mmトリミング) | 1/9 | F2.5 | ISO400 |

その後、道庁の中を見学。これもこれまでただの道庁だと思っていたので中の展示を見学するような施設だと言うことに驚きました。僕は基本的にこの時代の建物が好きなので満喫できました。その後敷地内で行われていた有機農業のイベントをちょっとのぞきました。

次に向かったのはモエレ沼公園。ここはおそらく普通は観光客が行くところではないと思いますが、イサム・ノグチが設計した公園ということで前から行きたかったところなのでちょっと離れていますが行ってみました。行ってみて驚いたのはその広さ。噂には聞いていましたがこんなに広いとは。ちょうどその日は自転車レース大会をやっていて入り口付近からすごく混んでいました。

モエレ沼公園の山(?)

モエレ沼公園の山(?)

Canon EOS 20D | 85mm(換算132mm) | 1/800 | F4.5 | ISO100 |
モエレ沼公園のピラミッド(?)

モエレ沼公園のピラミッド(?)

Canon EOS 20D | 24mm(換算37mm) | 1/2000 | F4.5 | ISO100 |

すごくいいところで、30分程度しかいれなかったのが残念です。多分時間があれば一日過ごせるでしょう。道民の人がうらやましいですねぇ。ゴミ捨て場を埋め立てて作っているということなので、ガスとかでてないかとかそういうのが多少心配ですが。

そしてついに!最後にして最大のイベントがやってきました。

すみれのラーメン

すみれのラーメン

RICOH Caplio GX8 | 5.8mm(換算28mm) | 1/34 | F2.5 | ISO400 |

何年前か忘れましたが、僕がはじめてうまいと思ったみそラーメンが横浜のラーメン博物館で食べたすみれのラーメンでした。あれ以来、いつかは来たいと思っていたすみれ本店。ついに来ました。駐車場に駐めるのも一苦労ですが、その後も並ぶ並ぶ・・・。

・・・で、味の方は? ん? あれ? こんなんだったっけ? 僕の記憶が美化しすぎているのか、味が落ちたのか、それともこっちの味が本物なのか? うーん、これ、どうなの? これは行こうと思えば毎日行ける高田馬場の純連とそんなに変わらないじゃん? じゃ、ラーメン博物館のあれは何?

というわけで、並んだわりには???でした。そりゃうまいのはうまいですが、長年待ってただけに期待しすぎていたのか、時計台以上のガッカリでした。まあ、イベントということで。今後札幌に行ったら「けやき」にしときます。

羊ヶ丘

羊ヶ丘

RICOH Caplio GX8 | 17.4mm(換算80mm) | 1/176 | F4.3 | ISO100 |

あとはお約束ということで羊ヶ丘のクラーク博士に会いに行って(有料と知ってビックリ)から、新千歳空港に向かいました。

観光としてははじめてだった札幌。ここは不思議な街でした。時計台や羊ヶ丘のようなつまらない有料施設もあれば、一方で道庁やモエレ沼公園など無料で楽しめるところもあります。これからの札幌の観光産業はどうなっていくのでしょうか?

・・・なんて終わり方はどうかと思うので、最後に4日間がんばってくれたレンタカーのストリーム君を紹介して締めたいと思います。

おつかれさま

おつかれさま

RICOH Caplio GX8 | 5.8mm(換算28mm) | 1/189 | F4.7 | ISO100 |

次はどこに行こうかな。知床かな?

北海道・三日目

すでに時間がズレすぎてる日記ですが、北海道の三日目(9/16)です。

今回の旅行は道東+札幌というのがコンセプトなので、どうしても移動日というのが発生します。今日がその移動日。日中に札幌に移動し夜にはラーメンとジンギスカンを食べる、というだけ予定しかない日でした。天候や混み具合などがよくわからなかったので、どの道を通るのかや途中どこかに寄るのかどうかなども事前には決めていませんでした。

釧路滞在中に釧路ラーメンを食べられなかったことだけが心残りでしたが、朝空いているラーメン屋は探した限りなさそうなので断念。この日は朝起きてすぐに釧路を発ちました。車の中で愛用のPDA「Zaurus SL-C3000」を開きインターネットに接続。途中の経路に面白いものがないか調査しました。旧国鉄士幌線跡のアーチ橋などを検索していたところ、一緒に行った彼女が「牧場に行きたい!」と言い出したので途中に寄れそうなところを探してみると、ナイタイ牧場というのを発見。カーナビの目的地にセットし早速向かいました。

レンタカーの車窓から

レンタカーの車窓から

RICOH Caplio GX8 | 17.4mm(換算80mmトリミング) | 1/189 | F8 | ISO100 |

途中足寄湖などで休憩をしつつナイタイ牧場へ。ところが目的地周辺になるとカーナビが不思議な動きをはじめ、行き止まりの道の先に向かうように指示したり意味不明なことに。「北海道でカーナビを信じるな」という情報は本当のようです。看板などをたよりになんとか牧場内に入りました。
・・・っていうか、でかい!! 思ってたイメージと全然違いました。あまり天気が良くなかったせいもありますが、向こう側が見えないくらいの広さです。こりゃてもペーターが走り回れる広さじゃないです。クララがちょっと歩いたくらいでは話になりません。おじいさん、牧場ってこんなに広いのね(ハイジ風)。

牧場とちっぽけな私

※「私」は写っていません。

牧場とちっぽけな私

Canon EOS 20D | EF24-85mm | 24mm(換算37mmトリミング) | 1/125 | F10 | ISO100 |

ですが、ネット情報で見たのと違って食事ができたり見学ができたりするわけではなく、牧場の中をドライブした後にたどり着くのは、おみやげ屋付きの展望台。以前はここでジンギスカンが食べられたりしたらしいのですが、最近営業規模が縮小されたようです。他に来てた人も「食事はできないの?前はあったのに」と残念がっていました。展望台から先の道も標識によると「作業の邪魔にならないように気をつけてください」のように書いてあり、通れそうな表示なのに閉鎖されていたり。うーん、この辺はネガティブな意味で予想外でした。まぁ、下調べなしで来たのでしょうがないですね。

牛です

牛です

Canon EOS 20D | EF24-85mm | 85mm(換算132mmトリミング) | 1/640 | F4.5 | ISO100 |
チーズケーキ

チーズケーキ

Canon EOS 20D | EF24-85mm | 85mm(換算132mm) | 1/100 | F4.5 | ISO100 |

この後カーナビの目的地を札幌にセットしたところ予想外に旭川経由で高速を使うという不思議なルートが表示されました。てっきり帯広に戻るのかと思っていたのですが、有料道路優先のオプションになっていたためでしょう。まぁ折角だからこの通りに走ってみるか、ということで三国峠、層雲峡経由で旭川に向かい高速で札幌へ。両側に白樺が生い茂っていたりして、きれいなところでした。三国峠はちょっと休憩した程度、層雲峡は車窓から眺めた程度ですが、回り道した(多分)甲斐はあったんじゃないでしょうか。

ところで、途中にアーチ橋梁のすぐ横を通っていたことは後で地図をみて知りました。フレックスな日だとしても、やはり下調べは大事ですね。

そんなこんなで、暗くなった頃に札幌に到着。まずは名所の一つ(?)「ピースボートセンターさっぽろ」を訪問。その後ホテルにチェックインしたあと早速ラーメンを食べに徒歩ですすきのへ。今日のメインイベントはこれです。札幌にはラーメンを食べに来たと言っても過言ではありません。30分以上並びましたが無事「けやき」のラーメンにありつくことができました。

けやき

けやき

RICOH Caplio GX8 | 5.8mm(換算28mm) | 1/15 | F2.5 | ISO400 |

しかし、ラーメンで満足しているわけにはいきません。今晩はさらにジンギスカンも食べる予定。腹を空かせるため夜の札幌を散策。札幌は何度も来ているので地図がなくてもどこに何があるか大体把握していて気が楽です。しかし不思議と仕事で来るのと観光で来るのでは違う街に見えますね。

工事中でみすぼらしいテレビ塔にのぼったあと、まだ部分的に開いていたサッポロファクトリーの中をちょっとのぞき、その近くにある知り合いの家でやっているというパーティーへ。初めて会う人とよく知ってる人と久しぶりな人が入り交じっている不思議な空間を満喫したあとは、タクシーでホテルへ。車を降りるとなぜか知らない場所。タクシーの運転手が何を間違ったのかちがうホテルに車を着けていたのでした。それに気づいたときにはもうタクシーは出ていて手遅れ。レシートももらっていなかったのでクレームもできず。北海道ではカーナビ以上にタクシーも信用できないようです。

その後ホテルで仮眠をとり午前2時に起きてジンギスカンを食べに再びすすきのへ。5時まで開いてる「だるま」に向かいましたが残念ながら肉が無くなったとのことで閉店。仕方なく閉店間際の別の店に入りなんとかジンギスカンにありつきました。

【次回予告】
旅はいよいよ終局へと向かうが、光はいまだ見えない。旅がもつ最後の力、呼び起こすのは誰だ!? 次回「クララが歩いた」。君は、生き延びることができるか?