パナマ、ペルー、バルパライソ

10/31から二週間ほど行ってきます。帰りは15日です。

パナマは9年ぶり、ペルーは実質初めてです。

バルパライソは去年行ったばかりなんですが、これまで一度も行ったことなかった辺境の地に、立て続けに行くことになりました。まだ前回の記憶が鮮明に残っているので再び行くというのが不思議な感じです。

『劇場版機動戦士ΖガンダムII-恋人たち-』

試写会に行ってきました。詳しくはWiki(注:現在は公開終了)に書いていますので興味があってネタバレOKな人は読んでください。

この作品は三部作の第二部なのですが、三部作の第二部というのはなかなかイイ作品がありませんね。スターウォーズにしてもMATRIXにしてもそうです。起承転結でいうと承ですから何も起きないし何も転ばない、何も結ばない。この『機動戦士ΖガンダムII-恋人たち-』もそういう苦境に立たされていると言えるのですが、この作品の場合は観る人の80%以上がすでにあらすじを知っているというハンデも抱えていますので、どうすれば面白くなるのか制作者は胃が痛い思いだったことでしょう。

で、試写会を観た僕ですが、公開後もう一度見に行くでしょう。二度行くかもしれません。良い意味でも悪い意味でも何度も観ないといけない映画だと思います。第一部『星を継ぐ者』を見てる人は必ず観るべきです。観てない人はまだ上映しているので一部から観るべきです(二部公開の前日まで一部が公開されている)。

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読んだ漫画-「らんぽう」

数ヶ月前、古本屋で漫画の棚を眺めていたらこの漫画に再会しました。

僕は記憶力はある方だと思うんですが、小学生の頃にゲラゲラ笑いながら読んでいたこの『らんぽう』のことを25年間すっかり忘れていました。再会した瞬間は、懐かしいというよりは前世の記憶がよみがえったような不思議な気持ちでした。そのときは何故か手に取ることもなく立ち去ったのですが、先日同じ店を通りかかったらまだ同じ棚に置いてあったのでこれは運命かと思い購入。早速読みふけりました。

70年代末はおそらく、少年チャンピオンが少年ギャグ漫画界を牽引していました。その中でも僕が一番好きだったのが『らんぽう』でした。しかし『がきデカ』や『マカロニほうれん荘』といった有名作品に比べると語られることも少なく、僕自身もいつしかこの作品を忘れてしまっていたのです。

20年ぶりに読んだ『らんぽう』、実はそれほど面白いとは思いませんでした。読んでいるうちに子供時代どのコマで笑っていたのかまで思い出してきたのですが、そのページを何度読みかえしても何がそんなに面白かったのかさっぱりわかりません。時代なのか年齢なのかわかりませんが、笑いのツボって本当に不思議です。楽しめる時に読んでおいて良かったなと思います。

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ジャストシステム「一太郎/花子」訴訟で逆転勝訴

以前こちらでちょっと取り上げたのですが、松下電器がジャストシステムに対し特許訴訟を起こし東京地裁でジャストシステムの有罪判決が出た問題で、控訴審判決が出ました。結果は逆転しジャスト側の勝訴。

これ、当然の結果です。ちょっとソフトに詳しい人なら誰でもわかります。地裁での判決がどう考えてもおかしかったのです。「?マークをクリックして他の場所をクリックするとその場所の説明がでる。この機能は松下電器の特許にふれるので削除しろ」と。そんなバカな、ですよ。この判決には司法関係者も「やっちゃった!」と思ったようで、今後IT訴訟に関しては専門裁判官が付くよう制度がかわったりなどかなりの動きがありました。その後今回の判決では費用も被控訴人(つまり松下側)が負担するという完全な逆転。腑に落ちる判決で安心しました。初審はビックリ判決としてかなり話題になりましたが、今回の控訴審判決はそれほど大きなニュースにはなっていないのでジャストシステム側としては勝っても元は取れていないのではないかと思いますが、企業の争いというのはこういうものなのでしょうね。

問題なのは「時代に追いついていない」と散々言われた司法制度そのものです。ジャスト有罪の判決を出した東京地裁の裁判長がかなり叩かれていましたが、裁判長もかわいそうですね。わからないものはわからないんですよね。今後改善されていくのかどうかわかりませんが、いずれにしても裁判の判決なんて裁判官次第で変わってしまうものなんだとホントに実感しました。

関係者のみなさまお疲れさまでした。

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良さそうなM/B発見

マッタリ進行ですが、年末製作に向けてPCパーツを選定中です。

これまで「これが欲しい」と思えるマザーボードが見つからなかったのですが、ついに見つけました。というか良さそうなのが発売されました。
ASRock 939Dual-SATA2
http://www.asrock.com/product/product_939Dual-SATA2.htm

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読んだ本-「完璧な涙」

『完璧な涙』/神林長平
ハヤカワ文庫JA ISBN:4150303223

徐々に不思議な世界に入り込んでいき、謎が解けていくようでさらに深まっていく。適度に頭も刺激され、ストーリーにものめり込める。日本のSFっていいな、と思う。
主人公宥現のような無感動少年は今(2005年)ならたくさんいるのが想像できるけど、この作品が書かれた1990年にはどうだったかな。

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遅ればせながら、選挙雑感

いやすごいことになってきましたね。ホントに。

この結果を喜んでる人多いみたいですけど、やばいです。

今回小泉改革を支持したことで「自分も日本を動かした」という満足感を持っている人、いるでしょ。でもそんなあなたに言いたい。「小泉ならやってくれるだろう」という日本中の他力本願エネルギーが爆発した結果として、「困ったことになっても誰にも止められない改革」がスタートします。今はあなたの意見が反映されたかもしれないけれども、今後は何も反映されない。小泉は民意で支持されたけど、民意をくみ取ったりしない。改革が終わったら辞めるって言ってる小泉には人の意見を聞く理由がないんだから。

僕はこれまで、日本の民主主義は投票率が低下しすぎて崩壊すると思っていました。逆でしたね。民主主義を放棄する方法を持っているのが民主主義の限界だとよく言われていましたが、本当にそうなりました。やはり言わざるをえません。「小泉はすごい」と。こうなるともう、今後の決議はあってもなくても同じですよ。

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不在者投票

当日は神戸にいるので、今日不在者投票に行ってきました。

いつも思うんですが、衆院選はともかく最高裁裁判官国民審査の方はむずかしいですね。日頃どんな判決を出しているかなんて気にしてないのであわてて調べたりしました。「ああ、この判決出したのはこの人か」とか有名裁判の判事だったりして勉強になりました。ただ、この国民審査で罷免された裁判官は過去いないそうで制度としては微妙だと思います。

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妖怪大戦争

やっと観ました『妖怪大戦争』。

21世紀の最新技術を駆使しているわりには旧大映版『妖怪大戦争』と変わらないチープっぽさで、なかなかいい味出してます。後半東京に移動するあたりからのギャグ連発も最高です。ゴボウとか意味不明だし。そしてあの『マトリックス』ばりの続編を臭わせる終わり方。あれで続編作らなかったら詐欺ですよ。マジで。

時間の関係もあるでしょうが、もっと一匹一匹の妖怪がもったいぶって出てきた方が面白いような気もします。簡単に勢揃いしてしまうところが拍子抜けだし、妖怪紹介で終わってしまった感じがします。まあその辺わざと過剰な演出をひかえているんだと思いますが。

「過去を忘れた人間に未来を生きる資格はない(うろ覚え)」にドキッとしました。あと水木御大の言葉。そうかこれは反戦映画だったのか、とラストまで気づかせないさりげなさも◎。

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やっぱ郵政民営化必要なんじゃないの!?

選挙の前にナンですが、「やっぱ郵政民営化必要なんじゃないの!?」って言わざるを得ないです。郵便局の仕事はほんといい加減です。

今日はゆうパックの荷物を受け取るために一日中部屋にいました。

午前中指定の荷物なんですが、いまだに受け取ってません。

その間に2回不在票が入っていました。再配達の連絡も2回。

現在3回目の配達を待っています。

おまいら忍者じゃあるまいし、来たことを気づかれずに去ってどうするんだ、と。電話番号伝えてるのに電話もかけて来ない。

再配達の電話受け担当も要領を得ない。

民営化が最良の策かどうかというと非常に疑問ではありますが、昔からの公務員的な仕事のやり方が原因なのは事実です。やはり何らかの改革が必要です。

それかもしかして民営化賛成局員がわざとずぼらな仕事をしているんでしょうか?

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