[シリーズ] クリパシで行く62回ピースボートの思い出し日記 22 of 22
そういうわけでいよいよ最終回。今回は岸壁で船を見送る側です。
出航間近になると、黄色い西日が差してきて船体が黄金色に染まりました。
残念ながら手持ちのポジフィルムがなくなり、念のため持ってきていた期限切れのフィルムでの撮影のため、色が綺麗にでていませんorz
乗っている間は結構長いような気がしていましたが、降りてみると一瞬の出来事のようでした。これは何度乗っても感じることです。
船がでると間もなく港の係員に掃除して出て行くように指示されます。まだ船は見えているのですが片付けるとタクシーでホテルへ移動。移動中の車の中からもクリッパーパシフィック号が見えていました。
まだ明るいのですが実はもう深夜。ホテルについたらスーパーで買ってきた微妙な味のサンドウィッチとパスタを軽く食べ、明日の空港までの送迎バスのチケットを手配して就寝。
翌日は起きれるかやや心配だったものの特に問題なくホテルを出発し空港へ。
その後の行程は、まずアイスランド航空でコペンハーゲンへ行きでトランジット2時間弱、スカンジナビア航空に乗り換え、成田というものだったのですが、このコペンハーゲンのトランジットが曲者。航空会社が違うのに2時間弱というのはちょっと短い。特に荷物が心配。
まぁ、そんなのは心配してもしょうがない、なるようになるさ、と思っていたらなんとこの飛行機の離陸が1時間ディレイ。コペンハーゲンのトランジット時間は1時間を切ることに。
機内でCAに尋ねると、この乗り継ぎには間に合いませんね。の一言。「何!?」もう一度確認するように言うと「いえ、大丈夫のようです。コペンハーゲンに着いたらすぐに係員に相談しすみやかにゲートに向かってください」とのこと。
コペンハーゲン空港に着くと売店で飲み物を買う時間もなく、ササッと移動。ゲートでチェックイン。はぁ。間に合った。ただし荷物がちゃんとこっちに乗ってくるのかはまだわからない。
・・・・
成田に着いたのは翌日の朝。荷物は・・・・・・。
ん? なんか引っかかってるんですけど・・・。ベルトコンベアで出てくるはずの荷物が中で引っかかっているらしく係員があたふた。客はイライラ。かなりの時間が経過。どうした、成田空港! クレームを付ける人がいて対応に終われてる係員を見ると、人ごとじゃないですね・・・。
そんなこんなで、ベルトコンベアが動き出すと、やがて荷物が。良かった。無事でした。
というわけで見慣れた成田空港の到着ロビー。はぁ。終わった。お疲れさん。
(おしまい)